【企画概要】使用した毛束はレベル別で3種類!全13社のメーカーラインナップをチェック★

   

↑検証した薬剤のラインナップ★

 

今回の企画は多くの美容師さん待望の企画!インスタグラムのアンケートにて多くの声を頂き実現した大型イベントです☆検証の概要は以下をチェック!

【使用毛束】
16Lvブリーチ毛(ダメージ少)、19Lvハイブリーチ毛(ダメージ大)、20Lv白色毛束(ダメージ少)。
※白色毛束は人毛ではありません。

【検証薬剤】
13社合計50商材の紫系カラー!(ラインナップは画像記載の通り)
8~9トーンのファッションカラーと、アクセントカラーまたはそれに相当する彩度の高いカラー剤。

各薬剤を3種類の毛束で検証しています。
OX濃度は3%、放置時間30分程度(2剤は1剤と合わせられないものもありました)。

単にアンダーの違いだけでなく、ダメージ具合の違いから色の入り方や流れ具合などを比べることできるように3種類の毛束を用意しました!

カラーのことならこの人に聞け・・!参加してくださったアンバサダー美容師さん方♪

↑BT四方田と皆さんで♪(左:たくみさん、左から二番目:高島さん、右:兄さん)

 

検証に参加してくださったのは以下3人の美容師さん✨アンバサダーの美容師さんお二人に参加していただき、とても学びの多い時間となりました!

兄さん/BTアンバサダー
インスタグラムアカウント:@anino_boyakilab

高島一誠さん/BTアンバサダー
インスタグラムアカウント:@issei_takashima

たくみさん
インスタグラムアカウント:@tat_akumin

【検証結果】b-ex、アリミノ、ウエラの紫系ファッションカラーはどんな仕上がりに?

↑兄さんと高島さんとたくみさん

早速検証開始!ここからはb-ex、アリミノ、ウエラの紫系ファッションカラーの検証結果を、兄さんと高島さんの解説と合わせてご紹介していきます。
※検証は各メーカーの優劣を付けることを目的としていません。

b-ex『スロウ 』ラピスバイオレット LV/08、 ヴァイオレット V/08

 

カラー中画像 左:ラピスバイオレット 右:ヴァイオレット       

カラー後の画像は兄さんにお借りしました

二つを比べるとラピスバイオレットはより青っぽい紫で、ヴァイオレットは赤紫という感じですね。

 

アリミノ『アドミオ』8ウィスタリア、8アマランス

  

カラー中画像 左:ウィスタリア 右:アマランス     

カラー後の画像は兄さんにお借りしました

真っ白毛束とハイブリーチ毛を比べると、同じ薬剤でも色の見え方が違う。ウィスタリア、アマランスの両者とも、ダメージが多いと赤みが抜けやすいことが予想できます。アマランスの方が青みはある感じですね。

 

アリミノ『アジアンカラーフェス 』8バイオレット

  

カラー後の画像は兄さんにお借りしました

彩度の高めな濃い青紫がしっかり入っている印象です。

 

ウエラ『コレストンパーフェクト+』8/6、8/96

  

カラー中画像 左:8/6 右:8/96               

カラー後の画像は兄さんにお借りしました

8/6は他のバイオレット(アジアンカラーなど)と比べると赤みがかなり強い。紫というよりピンクに見えるところもあります。ダメージ具合で色相がものすごく変わる!ということはなさそうな、良い意味でどの毛束でもまろやかな色味になる安定感が見受けられますね。
8/96の方が青みに寄っているが、振り切っていないちょうど中間くらいの印象。
薬剤自体は硬めなテクスチャーです。

 

ウエラ『イルミナ』トワイライト8、オーキッド8

  

カラー中画像 左:トワイライト8 右:オーキッド8      

カラー後の画像は兄さんにお借りしました

トワイライト8は赤紫で、オーキッド8は青紫のように見えます。同メーカー8レベルでも、コレストンに比べるとより濃い目に入っていますね。アルカリカラーの力でなるべくメラニンを削ったところに、透明感のある色が出せるように作られているのかもと思いました。

 

ライブ中のお話も有料級・・「ブリーチ無しでも紫系カラーを活用するには?」

Q.使う薬剤とオキシは同じメーカーのものが良いのか?
A.発色に影響があるのかと言われば、ある。しかし、実際別メーカーのものを使って色味がものすごく変わるというわけではない。できれば同じメーカーでそろえた方がベストなパフォーマンスができると思う。

Q.高島さんのオキシでお気に入りは?
A.僕はブリーチのとき結構オキシを気にしちゃうんですけど。。アジアンカラーのオキシは120ブリーチとの相性が良くて安定感も感じます。程よい硬さがあるイメージもありますね。

Q.バイオレットは補色で5%、10%くらいしか使いません。お二人はサロンではどのように紫を活用していますか?
A.紫を使う量は各アンダーに合わせた選定をして使ってます。ブリーチした結果から、必要量の青み赤みとかを選定する感じ。僕もブリーチ5%、10%の領域でよくやりますよ~。(高島さん)

A.僕はサロンであまりブリーチをしないです。ブリーチ毛でないならば、アクセントカラーの濃い紫をいれても濃すぎる紫は出ない。ブラウンに紫を重ねれば、深い色でツヤ感のある黄みを抑えた色にできるので、そういった活用方法をよくしてます。(兄さん)

EDITOR’S REVIEW

ここまで毛束検証企画の第一弾をお送りしてきましたが、いかがでしたか?ダメージによる色の抜け方の違いや、青み、赤みの入り具合など同じメーカーや名前の薬剤でも出来栄えは全く違うことがよくわかる結果でした。次回は毛束検証企画第二弾(検証メーカー:シュワルツコフ、デミ、ナプラ、フィヨーレ)をお送りしますので、そちらもぜひチェックしてみてください♪
ご協力いただいた3人の美容師さん、メーカーさん、スタジオを貸してくださったアリミノさん!本当にありがとうございました!