【基本をおさらい】ヘアカットの種類や方法を解説

基本からアレンジまで！ヘアカットの種類

引用元：フォトAC

お客様のご希望に沿ったスタイリングを実現するために、美容師さんはカットで色々な工夫をされていますよね！今回は、その一部を紹介していきます！

ヘアカットの種類①ブラントカット

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一番の基本となるカットの技術で、濡れた状態の髪の毛に対して、真横にまっすぐハサミを入れていきます。軽さを出したりシルエットを整えるのが特徴的で、ボブやマッシュなどのショートスタイルによく用いられます。べーシックな手法でありながら、まとまりがあってシルエットがはっきりと見えるカットなので、美容師さんのヘアデザインセンスが問われる重要な腕の見せ所だと思います！

ヘアカットの種類②レイヤーカット

髪の上部と下部にかけて髪の長さに段差をつけるカット方法で、顔周りに動きを出します。カットで無造作な動きが出せるので、全体的に軽い印象を与えて小顔効果が期待できるヘアスタイルが実現できます！特に、髪の毛のボリュームが抑まりづらいお客様や、毛量が多いお客様にもおすすめできるカットです！レイヤーカットで毛先に動きをつけることで、今流行りのインナーカラーとの相性も良いと思います。

ヘアカットの種類③グラデーションカット

毛先を指でまっすぐ平行に持ち上げて、髪の上部を長く、下部の毛が少し短めに残すカットの方法です。レイヤーカットよりも、密で細かい段差をつけて、髪を下ろした時に毛先に狭い傾斜をつけます。より丸くてやわらかいシルエットを作り出すので、ボブやショートヘアのカットに適しています！髪の切り方や角度によって与える印象が大きく異なるので、お客様の骨格などに合わせたカット技術が必要ですね。

ヘアカットの種類④シャギーカット

スキバサミなどで毛先に向かって細く不揃いにカットをすることで、毛先のみを軽くするためのカットです。毛先を不揃いにカットすることで、動きのあるナチュラルなヘアスタイルを演出します！髪の量を減らすことから、毛量やボリューム感でお悩みのお客様におすすめできるカットの方法です。また、フェイスラインも軽くなるため、小顔効果に加えてふんわりしたやわらかい印象を与えます！

ヘアカットの種類⑤ストロークカット

髪を持ち上げた根元からハサミを入れ、毛先に向けて徐々に細かくしていくカットの方法です。髪の毛が内巻きにまとまりやすく、毛先に向かうに従ってボリュームがダウンしていくため、ボブなどの丸みを帯びたヘアスタイルに適しています！また、束感があって質感も軽めに仕上げることができます。トップを含めたボリュームの調整ができるのもこのカットの魅力で、頭の形をよく見せることにも繋がります！

ヘアカットの種類⑥セニングカット

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ハサミの刃が凹凸になっていて、「髪の毛をすく」のに使われます。美容師さんの施術の中でも行う回数が多く、全体のカットが一旦終わった後に、セニングで毛量を調節します。セニングには2種類あり、毛先を細かく骨格を補正するのがインナーセニングで、束間や動きを出すために行うのがライトセニングです。全体的に動きを与え、パーマやアイロンなしにウェーブ感が出しやすくなります！

ヘアカットの種類⑦ドライカット

髪が乾いた状態で髪を切ることをドライカットと言います。実際のお客様の髪質やクセを把握しながら、動きのあるナチュラルなヘアスタイルが再現できます！特に、前髪はくせが出やすく、毛流れや生え際が浮きやすいため、髪が広がってしまうお客様におすすめのカットです！ウェットな質感では分からないことも、ドライの状態でカットすることでお客様によりフィットしたヘアスタイルが実現できます。

ヘアカットの種類⑧ボブカット

重たいイメージのあるボブスタイルですが、最近ではカラーバリエーションで雰囲気を変えたいお客様が多数いらっしゃいます！ボブカットは、毛先まで真っ直ぐなシルエットを重視したスタイルから、ふんわりとしたウェーブ感が特徴のスタイルまで幅広いです！後ろ姿も美しく引き立つことから、小顔効果やコンプレックスを隠すといった意味でも用いられます。

ヘアカットの種類⑨レザーカット

かみそりを使用し、髪をそぐようにカットしていく方法です。現在、多くの美容室でよく見るハサミでカットするやり方は、シザーカットと言います。シザーカットは、まっすぐハサミを入れてカットするのに対し、レザーカットは髪に対して斜めにかみそりを入れてカットします。斜めにハサミを入れることで、髪の断面が細くなるのでやわらかくて動きのあるヘアスタイルが楽しめます！特に、毛量が多かったり、髪の毛が太いお客様におすすめしたいです！