まず何から始めればいい?

独立を思い立ったはいいけど、何から始めていいか全くわからない状態でした。

とはいえ、やると決めたらやる性格なのでとりあえず独立した先輩に話を聞きに行きました。やはり先に独立している先輩方は雇われの美容師と全く別物で知識の質が違います。

初めにやることは、店の規模を決めることです。物件を探す際に店の規模を先に決めておかないと、物件を選ぶ基準がブレてしまうからです。どんな規模で、何席必要で、スタッフは何人雇うかなどは、初めに決めておくとその後の計画も立てやすいです。

 

コンセプトに合う物件探し

物件探しはまず、インターネットで坪数と席数の関係を知ることから始めました。坪数なんて普段使うことのない単位ですが、広さの感覚がある程度わかってくると、探すのも捗ります。理想的な席数の居抜きサロンを見れば、坪数と席のゆとりや作業スペースもわかってきます。

 

僕は身近にサロンの立ち上げを何度もしている大先輩がいたおかげで、なんとか希望エリアで見つけることができました。

でもここで失敗します、、、

(自店は15.8坪シャンプー台2 セット面は詰めて5席 4席だとゆとりを持てるかと思います)

 

得する居抜き 損する居抜き

僕が決めた物件は居抜き物件でした。

無知な僕は居抜きの方が安いだろうと、たかを括って内覧してその場で即決しました。控えめに言って大馬鹿野郎です。。


しかし実際、思い描く内装にするためにはスケルトンと変わらない金額がかかりまして、、内装自体は割とシンプルでそこまでかからないつもりでしたが、最終的にかかった金額と譲渡金を合わせるとスケルトンから作るのとあまり変わらず、、、笑

居抜き物件では、シャンプー台やセット面などの備品をそのまま残しておくことで〇〇万円という「譲渡金」を払うことになります。その譲渡金と内装費用を合わせて考えないといけません

内装の雰囲気や什器もそのままでいいと思えるなら、居抜きはお得です!

 

融資を受けるならまずは“公庫”

融資を受ける場合は、その道のプロがいれば知識がなくても大丈夫。そこは惜しまず専門家にお願いするのがいいと思います。

公庫とは「日本政策金融公庫」のことで、国の融資機関です。他の金融機関に比べて利息が安く抑えられるので、創業時の強い味方らしい。

融資を受ける申請に必要な創業計画書なども、専門家の助けを借りながら作れます。めんどくさそうな手続きや資料も意外と簡単にできました!

融資の際には、信用情報や通帳の取引履歴を事細かに聞かれます。説明できないといけないので、事前に準備しておくとスムーズに進められると思います。

 

管理美容師もう持ってますか??

僕は2023年6月16日にサロンをオープンしましたが、管理美容師は5月の末になんとかギリギリの取得でした。なんせ後がなかったので毎朝頑張れましたが、何かの理由で3回中の1回でも遅刻したり欠席したりすれば全ての計画が破綻です。管理美容師は余裕を持って取っておきましょう


管理美容師の講習会は応募期間が短く、年に数回なので思い立った瞬間にまずは調べてみましょう!

EDITOR’S REVIEW

他にも色々失敗しているのですが、それでもなんとかオープンできて上手くいっています。初めて独立する美容師さんの不安が少しでも無くなるようにまた記事にしていきたいと思います。

次回もお楽しみに☺︎

プロフィール

くどう れいじ jiire代表
1998年3月14日生 奈良県出身
16歳から通信制美容学校と通信制高校に行きながら美容室で勤務
21歳スタイリストデビュー
25歳独立
6月 jiire 北堀江にてオープン
白髪に特化したデザインカラーで大人世代から圧倒的支持

Instagram

@reiji_0314

@jiire_2023