エフェクトブリーチとケアブリーチの違いはずばり『オキシ』です!
エフェクトブリーチとよく比較されるのが「ケアブリーチ」
ケアブリーチは今はもう、馴染みのある言葉になりましたよね。
ケアブリーチ
まず、ケアブリーチをおさらいしてみましょう!
ケアブリーチには定義はないのですが、ブリーチ前や後にケア剤を髪の毛に付着させたり、ブリーチに混ぜて使用したりしますよね。
ファイバープレックス、ヘアケアミスト、ケラフェクトコネクターなどなど、たくさんの種類があり、それぞれ成分が異なるので効果も異なります!
ブリーチ剤もオキシも、何を使用してもケアブリーチと言えますね。
「FIBRE BOND TECHNOLOGY」
(引用元:シュワルツコフ HP)
エフェクトブリーチ
エフェクトブリーチは"BCオキシ”というオキシを使用します。
BC オキシ 6% ver3 1000mL
『従来の AC オキシの 3.5 倍の酸性濃度。ph は下がらずに減力させない』
(引用元:DRIVE BLUE Store )
ケアブリーチとの違いはズバリ、BCオキシということ!
このオキシに傷みにくい秘密があるので、BCオキシを使用しなければエフェクトブリーチとは言えないそうです!
つまり、ブリーチ剤は何を使用してもエフェクトブリーチと言えますね。
『ブリーチ剤+オキシ+ケア剤=ケアブリーチ』
『ブリーチ剤+BCオキシ=エフェクトブリーチ』
ということです!
BCオキシについて知りたい!
では次は、BCオキシって何?ということですよね。
BCオキシのポイントは"酸度”というものです。
従来のACオキシ(※)の3.5倍の酸性濃度で、pHは下がらず減力させないというのがBCオキシの大きな特徴!
アルカリ量を抑えることにより、シスチン結合が切れることを防ぐ。
これが、エフェクトブリーチの理論だそうです!
酸度が高いことにより、『アルカリ度を中和することができる』ため、髪の溶解を防ぎ、根本的なダメージを防いでくれるのです!
(※)AC=『アルカリキャンセル』です。
ブリーチ剤(1剤)に含まれるアルカリ剤を中和して、反応を穏やかにし、ダメージを抑制できるというものがアルカリキャンセル。
「施術の幅が広がった」という声も
エフェクトブリーチの使用感や、使用方法を調べてみたところ、「施術の幅が広がった」「びっくりするくらい髪の毛が切れなかった」という声が多くありました。
使用方法は、粘度を調整するためにB crayという商品を混ぜたり、リタッチで使ったり、全体の塗布で使ったり、人によって様々です!
ただし初速が遅くなるので、ブリーチメニューの施術時間が短いサロンの方は気をつけたほうがいいかもしれません!
どこで購入する?
エフェクトブリーチは、iLe.の酒井 元樹さん(@sakaimotoki)と西村 涼さん(@nishishing)が開発したものです。
ネットでの購入も可能ですし、問屋さんでも購入することができます!
オンラインサロンに入っている方は割引があり、使い方や使用感などもより詳しくわかるかと思います!
(オンラインサロン:iLe. / PARTY / COLORS / BLEACH PARK / PARADOX / Lote.)
商品はBCオキシだけではなく、
⚫︎先ほどご紹介した増粘剤のB cray
⚫︎前処理のACID chelate shampoo
⚫︎カラーに 使えるオキシ
⚫︎さらに酸度と粘度がUPしたBC OXY 6% ver4
などもございます!
最後に
iLe.の酒井 元樹さんのInstagramに、こんなことが書いてあります。
『effectbleachやればいいってわけでもないです。
結局技術であるということは間違いないでしょう。
【effectbleach使ってみたけど、リフトしなくないですか??】
っていう意見もお聞きしますがアルカリが抑えられていたらそれは理論的には遅くなって当然のことなんです。
というか、遅くなってないとおかしい話ですし、それが狙いのeffectbleach。
しかし、結局やり方、考え方技術次第でそれは解消します。』
(引用元:酒井 元樹さんのInstagramのハイライト「effect bleachとは」)
新しい技術や知識が、すぐに当たり前のものになる美容業界だからこそ日々向上心を持って 勉強し続けたいですね^^!
この間、新卒で入社したばかりの後輩スタッフに、「エフェクトブリーチって何ですか?」と質問されました。まだカラーのことも何も知らないのですが、インスタで傷まないブリーチと見て、気になって聞いてみたとのこと。皆さんも明日、後輩に質問されるかもしれません。そんな時は是非、この記事をご活用ください☆(ライター:伊藤)