強み|メンズの“なりたい”に寄り添う、韓国系デザイン提案

花琳さんは現在、freera 表参道でスタイリストとして活躍。お客様の約8割がメンズで、10代後半から20代の美意識の高い層を中心に支持されています。
もともとはブリーチを軸にサロンに入り、アシスタント時代は女性のお客様も多かったそうですが、メンズスタイリストの先輩と働く中で、少しずつメンズ特化へと進んでいったと話します。
花琳さん
「メンズのお客様とお話ししていると、夢に向かって頑張っている方が多くて。そんな方々を美容師としてお手伝いしたいと思ったのが、メンズ特化のきっかけです。」
韓国アイドルのような洗練された雰囲気を、現実のサロンワークに落とし込んで提案していることが、花琳さんの大きな強みです。
デザインの考え方|「憧れのあの人」に近づけるための丁寧なカウンセリング
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花琳さんがデザインを提案する上で大切にしているのは「お客様が抱えるコンプレックスの解消」と「理想とするスタイルへの歩み寄り」です。
花琳さん
「お客様が憧れている人や、今の髪型に対するコンプレックスを必ず聞き、理想に近づける提案を意識しています。」
また、花琳さんのカウンセリングで印象的なのは、お客様が緊張しない雰囲気作り。 話しやすい距離感を心がけながら、一人ひとりの「なりたい」という想いを丁寧に汲み取ることが、高い満足度へと繋がっています。
スタイリングのこだわり|印象を決めるのは、束感よりシルエット
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花琳さん
「ナチュラルなスタイルの場合、束感というよりはシルエット作りが大切です。全体のバランスを計算しながら、アイロンで形を整えています。」
花琳さんが得意としているのは、短すぎないミディアム寄りのナチュラルなメンズ韓国ヘア。
パーマよりもストレートベース、ハイトーンのお客様も多く、スタイリングでは束感を強く出すよりも、まずは全体のシルエットを整えることを重視しているそうです。
男性は髪が短いからこそ、わずかなバランスの差が全体の印象を大きく左右します。だからこそ、根元の立ち上がりや丸み、顔まわりの落ち方まで細かく見ながら、どこから見てもきれいに見える形をつくっていることがうかがえました。
今回の作品作りで意識した点は?
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今回の受賞作品では、男性のお客様からよく聞く悩みをベースにスタイルを設計したと話します。
特に多かったのが、「つくり込みすぎたスタイルは再現しにくい」「サイドが広がって見えるのが気になる」といった声。そこで花琳さんは、サイドのボリュームを抑えつつ、トップに空間をつくることで、縦長に見えるシルエットを意識したそうです。
スタイリング工程は、「ドライの段階から丁寧に整えること」を挙げてくれました。 男性のお客様でもロールブラシを使って乾かすことで、立ち上がりや丸みの出方が変わるため、そこを省かずに一つひとつ整えているそうです。
また、特にこだわっているのが顔まわり。正面から見える頬骨のラインや、目にかかる毛束の落ち方、毛先の質感などを細かく調整しながら仕上げているとのこと。短いスタイルだからこそ、そうした繊細さが仕上がりに差を生むのだと感じました。
ETORASの使用感|手軽さと使いやすさが、提案のしやすさにつながる
ETORASについては、まず“伸びの良さ”と“使いやすさ”を魅力として挙げていました。
花琳さん
「伸びが本当に良くて使いやすいです。スキンケア処方なので、肌が荒れやすいお客様にも抵抗なくおすすめできる点が嬉しいです。」
従来のワックスにありがちな「手に伸ばしにくい」「爪に入ってしまう」といったストレスがなく、容器自体から扱いやすいと話す花琳さん。また、肌荒れを気にする男性客へ提案しやすい点も、他のアイテムにない魅力となっています。
花琳さんイチオシのお気に入りアイテムは?
花琳さんが特に愛用しているのが、ポンプ式で手軽に使えるMove Serum(ムーブセラム)です。

Move Serum(ムーブセラム)
「軽いのに潤う」を実現したハードクリームワックス
90g / ¥2,310 (税込)
花琳さん
「Move Serum(ムーブセラム)はベースとして使いやすく、ちょっとした質感の差も出しやすいのがお気に入りです。」
単品で動きを出すのはもちろん、他のスタイリング剤を混ぜて使う際のベースとしても活用しやすいとのこと。艶感や束感を自在にコントロールできる点が高く評価されています。
発信の考え方|継続とトレンド把握で、得意を届ける
SNS発信では、投稿を届けたいターゲットを明確に絞り、K-POPアイドルの季節ごとの変化や細かなトレンドまで徹底的にリサーチして投稿に反映させています。
今では、集客のほとんどがInstagramやTikTok経由。SNSを通じて、得意なスタイルを理解して来店するお客様が多いため、カウンセリングもスムーズだと言います。
今後は、カメラの質や全体の雰囲気作りにもさらにこだわり、さらなる質の高い発信を目指されています。
今後の目標|先輩から受けたものを、自分の結果で後輩へつなぐ
今後について伺うと、花琳さんは「もっと技術を身につけて、より多くのお客様を幸せにしたい」と話してくれました。 スタイリストになった今も、夜遅くまでレッスンを続け、学び続けたいという気持ちは変わらないそうです。
その背景には、先輩たちから受けた言葉があります。感謝を伝えるたびに「自分たちに返すんじゃなくて、後輩にしてあげて」と言ってくれる先輩たちの姿勢に触れ、自分も結果を出して、その姿を後輩に見せていきたいと思うようになったとのことでした。
花琳さん
「まずは自分が美容師としての結果を出して、その姿を後輩に見せていきたいです。」
そんな温かいバトンを繋ぐために、花琳さんはさらなる高みを目指しています。
まとめ
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今回のメンズ部門受賞の背景には、お客様の悩みに丁寧に寄り添いながら、韓国アイドル風のトレンド感をリアルなデザインへと落とし込む花琳さんの提案力がありました。
さらに、先輩から受け取った姿勢を今度は後輩へつないでいきたいという言葉からは、美容師としてだけでなく、人としての誠実さも感じられました。技術と優しさで誰かを幸せにしようとするその姿勢は、これからさらに多くの支持を集めていく存在になりそうです。
受賞作品からは、計算し尽くされた縦長シルエットとトレンド感の融合に見事なセンスを感じました。SNSでトレンドを掴みつつ、対面では一人ひとりに誠実に寄り添う。そんな技術と優しさを武器に挑戦を続ける花琳さんの活躍に、期待が膨らみます!






