サロンの駐車場がEV車の充電スポットになる!
今、日本でのEV(電気自動車)の普及を見据えて、「EV充電器の設置」が注目されています。
コンビニやスーパー、病院、ショッピングモールなどの生活圏内にある施設の駐車場や、宿泊施設・レジャー施設などに、この「目的地充電」と言われる利用を想定したEV充電器がどんどん導入されているのです。
確かに、サロンに来店した待ち時間に充電ができればお客様は嬉しいはず。
今後EV自動車が増えると、こうした「目的地でもできれば充電したい!」など、充電器がある目的地を優先することもあり得ますよね。
美容室に行くことは欠かせない生活の一部なので、数年後の未来に備えて今のうちに整備しておきたい。
そんな美容室オーナー様のために、今回はBTがEV車とEV充電器の現状から設置まで分かりやすくまとめました!
まずEV車って何?
最近「EV車」というワードをよく耳にするようになりました。
EV車(電気自動車)とは、バッテリーに充電された電気で走る自動車です。
電気で動くので、ガソリン車のように給油口ではなく「充電・給電ポート」、エンジンではなく「モーター」、そして床下に大きな「バッテリー」を搭載しています。
EV車は家庭で充電、または充電スポットを利用するという充電方法があり、大きな商業施設やサービスエリアなどでは充電スポットを見かけることが増えましたよね。
実際のEV、PHV(ハイブリット)ってどんな車種があるのか、代表的な車種はこちらです。
【日産】 リーフ・サクラ
【レクサス】UX300e
【三菱自動車】ekクロスEV
CMでもよく聞くようになったので、知っている車がある方も多いのではないでしょうか?
EV車の現状とメリット
では、実際どれくらいEV車に乗っている人がいるのでしょうか?
日本自動車販売協会の20年12月の「燃料別販売台数」統計によると、登録乗用車のHV(一部マイルドHV含む)やPHV(ハイブリット)、EVなどの電動車の比率は39.4%と、およそ4割だったそうです!
意外と多いな、と感じたのは私だけでは無いはず。
ただこれは、電動化が進んでいない軽自動車を除く統計であり、軽の乗用車を含めた電動車比率は約26%ということでした。
それでも、3割弱は占めているということになりますよね!
そして日本政府は、国内販売車の電動化について「2035年までに新車販売で電動車100%を実現する」と表明しています。
つまり、35年からはガソリンエンジンとディーゼルエンジンの内燃機関のみによる車両の販売はできなくなるということ。
10年後には、街を走る車の半分以上がエコカーになっているのでしょうか?
電動自動車が今後普及していくことは、すごく近い未来なのでは!と感じます。
そもそも何でEV車が推進されているのか?
「EV=環境にやさしい」という理由で世界的に導入が推進されています。
昔から掲げられている、地球温暖化対策の大きな1つですね。
またそれだけでなく、EVにはガソリン車より優れている面もあるそうです!
① 走行にCO2を排出しない
② 長距離を走るほど燃料費が割安になる
③ エンジン音がなく静か・振動も少ない
④ 非常用電源として使える
⑤ 補助金が受けられる
⑥ 減税が適用される
⑦ EV・FCVは国立公園で有料駐車場が無料
調べてみるとこんなにもたくさんのメリットがありました!
エコカー減税など、CMでよく聞きますよね。
環境にやさしいだけでなく、とても将来性を感じられます!
美容室が今チャンスな理由とは?
まず、EV充電器があることが施設の大きな付加価値となります。
とくに長時間の滞在も多い美容室は、EV充電器との相性がとても良いんですよね。
さらに、まだ設置している美容室は多くないため、早期に充電器導入をすることで他店との差別化にもつながるという点もあります!
また導入したサロン側からすると、何もしなくても利益が上がるといった利点も!
っていやいや。
導入とか設置工事の初期投資で、結局お金がかかるんでしょ?って思いますよね。
BT調べによると、実際の導入にかかる平均費用は、
・機器費用が1基あたり14万円〜70万円(普通充電器の場合)
・工事費用は135万円が相場
とのこと。
本体費用+設置工事費用の合計で205万円前後の費用がかかります。
こんなの元が取れるまで何十年かかるんだと言いたいところです。
Terra Chargeなら補助金で無償設置が可能
ところが、そんな高額な初期投資が必要なかったらいかがでしょうか?
2022年4月にEV充電インフラ「Terra Charge(テラチャージ)」事業をスタートしたTerra Motors株式会社(※2024年2月にTerra Chargeへ社名変更予定)は、EVをもっと身近に感じれる環境構築をテーマとし、日本のEV化課題の解決に取り組んでいます。
そんなテラチャージでは、現在補助金を利用した設備代・工事費用などの初期費用、メンテナンス費用・システム利用料などのランニングコストも「完全無料」のプランがあり、無償で設置が可能!
また、エンドユーザー用スマホアプリと管理用システムも無料提供され、オーナー様や施設管理者様の運用管理工数も最小限で簡単になっています。
また将来的にはサロンのクーポンを発行して、EVチャージで次回カット10%OFFなどのキャンペーンもできる可能性もあるのだとか!
自動販売機と同等のビジネスモデル
提供内容サービスの一式
お申し込みされた美容師さんがやることは、
・現地調査の申込書のサイン
・必要書類(電気料金請求書と竣工図)
を送るだけ!
後の補助金申請、電気工事などは全てテラチャージが対応してくれます!
一部EV充電設備の導入に必須となる電気工事や補助金申請など、めんどくさいことはお任せできるのがテラチャージの魅力ですね!
①EV充電器(日本製)
②EVユーザーさま向け無料アプリ
③補助金申請代行
④電気工事
こられの煩雑な手続きが全てお任せなんです。
実際に導入されている事例は?
現在テラチャージがどんな施設に導入されているのか調べてみました!
・ゴルフ場
他にも市役所やマンション、公共施設などなど、EV充電器の受注数が25,000口(2023年12月末時点)を突破し、現在国内トップクラスの実績を誇っています。
サービス像全体と美容室が得るメリットは?
美容室でEV車の充電スポットを導入した場合、先ほども記述しましたが、EV充電器があることが施設の大きな付加価値となります。
・長時間の滞在も多い美容室は、EV充電器との相性がとても良い。
・まだ設置している美容室は多くないため、他店との差別化にもつながる。
・導入後は、何もしなくても利益が上がる。
・EV車ユーザーの集客の見込み。
などが挙げられます。
また、サービス全体像を見るように施設オーナーが担う業務は特になし。
利用状況の確認はアプリで簡単に行えます。
・煩雑な手続きは全てテラチャージにお任せ
・補助金があるうちの導入は無償(終了後は不可)
なども、今導入を検討する大きな要因になりますね!
デメリットはあるの?
無償なのはいいものの、設置後のお金がかかるシチュエーションやデメリットはあるのでしょうか?
デメリットほどではなくとも、気になるポイントをまとめてみました!
・最低5年設置が必要
・壊れた場合は修理は無償(10年)
・テラチャージとの契約は10年 (サービスアプリが10年)
・目先の収入ではなく、将来必要となるインフラを整える活動
・撤去に関しては完全自費
・お客様以外の方が停める可能性がある
などが挙げられました。
これらを踏まえて、よくある質問から気になる質問を抜粋しました!
よくある質問集
テラチャージのサービスについて、美容室オーナー様が気になる質問をいくつかまとめてご紹介いたします。
――充電器が故障したらどうする?
充電器本体に記載されているお問い合わせ先(03-68240797)にお問い合わせが可能です。
1~3日営業日以内には故障対応してくれるそうです。
――メンテナンスはある?
メンテナンスはありません。
故障時のみの対応となります。
――導入するにあたって、費用がかかることはある?
1時間充電の利用があると電気代が発生します。
(100~120円) 電気代相当額は1年に1回施設オーナー様に返金されます。
――工事費用を負担することはありますか?
タイヤ止め・バリカー・路面マーク・屋根の設置、案内版の追加設置、車室の白線引き直し等は対象外となり、これらを追加希望の場合は負担となる。
――電気契約は今のままで問題ない?
電気明細の確認、現地調査をして余剰電力を確認し、不足している場合は契約内容の変更が必要となる場合がございます。
――他に費用がかかるケースはある?
余剰電力が足りず電気契約を変更するケースや、待機電力が1基あたり約50円/月(3kW)の電気代がかかります。
お問い合わせフォーム
Terra Motors株式会社(※2024年2月にTerra Chargeへ社名変更予定)
2010年、日本で創業をして以来、EV関連事業を展開。
2022年4月、世界的に後れを取る日本のEV化課題を解決すべくEV充電インフラ「Terra Charge(テラチャージ)」事業をスタート。 EVをもっと身近に感じれる環境構築に取り組んでいる。
EV車についての基礎知識から、充電器設置のメリットまで見てみると、今後数年でとても進展していく分野なのだなということを感じますよ!補助金がなくなってしまったら無償のサービスは終了になってしまう可能性が高いので、駐車場があるサロン様は後から後悔しないように早めに検討したいところですね!