プロダクト ワックスの魅力とは?

引用元:プロダクト公式

プロダクトワックスには、以下のような魅力が挙げられます!
・厳選された混じり気のない100%の天然由来成分で構成
・主成分すべてが食用可能、ベビー用品としても使える安全性の高さ
・シアバターを最も多く含むほか、保湿・保護力の高い成分を豊富に使用
・ワックス特有のパサついてしまうのを抑え、洗い流さないトリートメントとしても使える
・濡れた髪に使用するとツヤ感アップ
・使い続けるたびに髪の潤いを実感できる
・スタイリングとしてだけでなく髪の乾燥やパサつき、ダメージケアにもおすすめ
・優秀すぎるマルチバームとしても使える ※最深部リンクの記事でご紹介


プロダクトワックスは、毛量やヘアスタイルに適した使用量で正しくセットしよう
 

それでは、この記事の本題であるプロダクトワックスの正しい使い方について解説していきます。最後にワンポイントアドバイスの項目を設けていますので、ぜひ最後までご覧ください👀
正しく使いこなすことができればお客様の魅力をさらに引き出すことができるので、美容師としての手腕が光ってくるというものです!ポイントを押さえながら見ていきましょう^^


プロダクトワックスの一般的な使い方


①プロダクトワックスは固まっている場合があるため、清潔な手のひらで温めてオイル状にする
②スタイリングしたい部分、主に毛先を中心にもみ込むようにして髪になじませていく
③ヘアスタイルに合わせて形を整える

他のワックスと基本的な使い方は同じですが、しっかりオイル状にしてから丁寧に使用するということがポイントになります。スタイリングしやすくなるだけでなく、保湿力などの効果が髪に届きやすくなって毛先のパサつきを抑えることができるので、覚えておきましょう!


毛量・長さ・セットスタイル別のアドバイス


ロング、セミロングヘア
 まずは、パール1粒(1㎝未満)ほどの量から始めましょう。
ストレートの場合は毛先のみ、あるいは毛先をメインに徐々に減らしていき中心部にとどかないくらいまでにかけて徐々に馴染ませる、というのが美しく魅せる綺麗なストレートに導くポイントです。まとめ髪にする場合でも、髪の半分より上につけすぎないよう注意して行いましょう。
さらにその後、アイロンやドライヤーで軽く熱を加えると、髪へ馴染みやすくなるだけでなく艶と透明感がさらにプラスされるためおすすめです^^

指先にほんのちょこっと馴染ませて前髪の毛先に馴染ませるのも、束感が出て可愛いですよね♪
毛量やセット感に合わせて少しずつ量を調節していきましょう^^


ボブヘア
 ボブにもさまざまなスタイルが存在し、〈ボブ×ウェット感〉〈ボブ×無造作×ウェット感〉という個性を演出する人も増えています。

ロングヘアの方よりも少なめの量から開始し、ふわふわと毛先〜中心部にかけて軽いタッチで髪の内側から馴染ませていきましょう。ウェット感を強く演出したい場合でも、一度にたくさんの量はつけないで少しずつ加えていくことがポイントになります。程よいヌケ感が演出できるよう調節していきましょう!


ショートヘア
 〈ショート×ウェット感〉〈ショート×無造作×ウェット感〉はトレンド真っ盛りです!!
ショートは髪の量が少なくなるので広がりやすくなりがちですが、プロダクトワックスはボリュームを抑えるだけでなく、まとまりも与えてくれるので相性がとてもいいヘアスタイルと言えます。

適量を超えてしまうと一気にべたついて見えるので、ボブの方より少なめの量から始めましょう。少しずつ、少しずつを意識して内側の毛先からふわふわと軽いタッチで行うことが大切です。根本を避けつつ、徐々に全体へ馴染ませていきましょう。
 
今注目のハンサムショートでは束感を作って流れを演出したり、鼻まである前髪にあえて多めにつけたりすることで、女性らしさを忘れないボーイッシュ感・クール感を演出できます。
さまざまなショートヘアのなかで多彩なヘアスタイリングが誕生しており、プロダクトワックスはその時々の期待に応えてくれます^^


メンズヘア
 プロダクトワックスは、女性層からの人気をきっかけにメンズの間でも流行の商品になりました。
人肌の温度で溶けオイルのような感覚でつけることになるので、プロダクトワックスはナチュラルスタイルに適していると言えるでしょう。
固形でないため毛髪の立ち上げやガチガチに固めるには不向きな商品ですが、清潔さを感じさせる仕上がりは遊びやビジネスといった幅広いシーンで利用することができます。
「剛毛な髪にツヤを」「癖のある髪にまとまりを」プラスし、全体的にコーティングすることでパサつきがちなメンズの髪をしっとりと艶やかな印象へ導きます。

ロングヘアと同様、パール1粒(1㎝未満)ほどの量から始めましょう。男性は硬くまとまりにくい髪質の方が多いですが、ナチュラル成分のビーズワックス (ミツロウ)の地肌や髪を柔らかくする効果によって使い続けるほどに髪質の改善が期待できます。
プロダクトワックスで流れを作るだけでも一気に“こなれ感”が演出できるようになるため、とてもおすすめです!


〜ワンポイントアドバイス〜


★ワックスは手のひらだけでなく、指の間まで満遍なく広げよう★
手のひらだけでなく指の間まで満遍なく広げると、髪に馴染ませやすくなるだけでなく、ムラを無くすことにも繋がります。
★メンズの剛毛でくせっ毛な髪質には、あえてソフトなワックスを使おう★
ワックスのタイプや髪型によって差はありますが、ハードワックスよりも柔らかいヘアワックスを使ってボリュームを抑える方がセットしやすくなることが多いです。
なぜかというと、剛毛・くせっ毛の人にハードワックスを使用するとボリュームが出やすくなり、広がりすぎるなど制御が効かなくなる可能性があるからです。さらに、固まって引っかかってしまうのでセットしにくいという難点もあります。

繰り返しになりますがプロダクトワックスの場合は、セット力のついたオイルのような感覚なので、髪の内側からボリュームをつけるように馴染ませていくとセットしやすくなります。剛毛・くせっ毛の人は自身のヘアワックス選びに苦労している方も多いと思うので、あえて柔らかめのワックスをつけるというアドバイスができると大きな助けになるかもしれません!


プロダクトワックス 使用時の注意点


これまでのご説明で、プロダクトワックスは多彩なヘアスタイルに使用可能であるということが分かっていただけたかと思います。使用頻度が多くなる商品であるからこそ、下記でご説明する注意点は抑えておきたいポイントです。

プロダクトワックスに1番多く含まれる成分「シアバター」は植物性脂肪なので、気温が低ければ固まり、逆に高いと溶けるという性質を持っています。
ここからは、上記を前提としてお話を進めていきます。


直射日光を避け、涼しい場所で保管する
プロダクトワックスの性質を考慮し、直射日光を避けて涼しい場所で保管することが品質の劣化を防ぐために大切なポイントになります。


固形のまま使わない
固形のまま使用するとセットしにくいだけでなく、最大限の効果を発揮することができなくなってしまいます。しっかりと手の温度で溶かし切ってから使用するようにしましょう。
寒い冬なんかは特に固まり、爪に入りやすいので、爪の背ですくい上げるようにすると取りやすいですよ^^


根元につけすぎない
繰り返しますが、とても重要なポイントです。根本につけすぎるとベタついて見えるだけでなく、ボリュームがないペタンとした印象になってしまうのでセット失敗とみなされる場合も・・・。


夏場はベタつきやすくなる
気温が高い日につけすぎるとベタつく恐れがあります。少量を心がけるなど、気候も意識しながら適切な使用量を把握しておくことがポイントです。適量がわかってくれば、ベタつきを心配する必要がなくなります。

以上を注意し、お客様の髪質と要望に合わせて適切なスタイリングができるように心がけていきましょう!


3種類のプロダクトワックスシリーズをご紹介♪

それでは、最後にプロダクトワックスシリーズについて簡単にご紹介したいと思います!
プロダクトワックスといえば定番の青色パッケージを思い浮かべる人が多いと思いますが、現在プロダクトには限定版も含めて5種類のワックスが存在するということをご存知ですか?種類における違いは、“香り”と“価格”にあると言えます。香りに関しても、香料ではなく天然由来成分が使われているという点が特徴です。


ザ・プロダクト ヘアワックス

引用元:プロダクト公式

タンジェリンエッシェンシャルオイルの柑橘系の香りです!
甘いフローラルを感じつつも、シトラス調のフレッシュさが特徴です。

内容量:42g
参考価格:¥2,178


ザ・プロダクト ヘアワックス ネロリ


引用元:プロダクト公式

ベルガモットエッセンシャルオイルとネロリの柑橘系で優雅な香りです!
甘さのなかに少しの苦味を感じる爽やかな柑橘系ですが、濃厚なフローラル系の香りをあわせ持っていることが特徴です。

内容量:42g
参考価格:¥2,546


ザ・プロダクト ヘアワックス ダマスクローズ

引用元:プロダクト公式


バラ特有の甘さに加え、上品かつエレガントな香りです!
約2万種あると言われるバラのなかでも最も芳醇で繊細な香りを持ち、希少で高級なダマスクローズを使用していることが特徴です。

内容量:42g
参考価格:¥2,546
 

いかがでしたでしょうか?使用者は多いものの、正しい使い方や注意点を知らないという人は意外にいるものです。 この記事が、あなたのヘアスタイリング技術向上に役立つことを願っています^^