美容室のシャンプー台には3つの種類がある


シャンプーは美容師さんの腕が重要視されがちですが、実はシャンプー台が大きな役目を果たしているのです。そのシャンプー台は今では3つの種類がありますが、シャンプーのやり方に応じて相性の良いものも違います。まずは、3つの違いを確認してみましょう!

 
 

サイドシャンプー

サイドシャンプーはその名の通り、美容師のシャンプーする位置が横になるタイプのシャンプー台です。昔からのシャンプー台、汚れをしっかり落とす目的で使用されます。しっかりと洗い流すことができる点がメリットですが、美容師の腰や、お客様の首に負担がかかるというデメリットもあります。使用する場合は素早く作業すると良さそうです。



バックシャンプー

お客様の負担を最小限に減らす目的なのが、このバックシャンプー。現在はこれが主流になっています。お客様の後ろから洗うので、美容師、お客様ともにリラックスしてシャンプーができます。しかし、他のシャンプーに比べると水圧が弱く、汚れを落とす際は注意が必要です。マッサージをメインでされる場合はオススメです!

 


フルフラットシャンプー

フルフラットシャンプーは上記のシャンプー台よりもマッサージを重視したシャンプー台です。お客様が完全に体を横に倒すことができるので、かなりリラックスした体勢でシャンプーができます。しかし、コストが少し割高である点と水圧が強くない点は注意すべきでしょう。おすすめの使い方はヘッドスパのような、マッサージに特化した使い方が良いでしょう!

 

美容室のシャンプー台の選び方【各シャンプー台の特徴から解説】

シャンプー台は一度購入すると、ほとんど買い替えはありません。ですので、選ぶ際はしっかりと違いを理解しておくことがおすすめです◎それでは3つのシャンプー台を特徴ごとに見てみましょう!
まずサイドシャンプーは汚れが早く落ちるという特徴があるので、回転重視の低価格帯美容室におすすめではないでしょうか!次にバックシャンプーはお客様の負担が少ない点が特徴です。そのためじっくりマッサージを行いたいというお店でおすすめだと思います!最後にフルフラットシャンプーはヘッドスパに特化したシャンプー台です。ヘッドスパを本格的に提供するお店におすすめでしょう!
このように、お店が目指しているコンセプトやターゲットによって最適なシャンプー台を選んでおけば間違いありません!

美容室のシャンプー台選びはここに注意!

選ぶ際に注意が必要なのは、お客様ごとに負担と感じる部分が異なっている点です。サイドシャンプーは首に負担がかかりやすいです。そのため自分基準で選んでも、お客様の意向に沿っていなければ不満を感じさせる可能性があります。また、首が痛いと言われる場合もあります。高さの調整ができる場合は良いですが、それができない場合は首が痛くなるのを我慢してもらう必要もでできますので、その点を踏まえた選び方が大切でしょう!

美容室にオススメのシャンプー台3選!

それでは、数あるシャンプー台の中から、今回は3つをご紹介します!


 BEAUTY GARAGE(ビューティガレージ)「RUBINO」シリーズ
 

「RUBINO」シリーズは本物志向の方におすすめなリラクゼーションシャンプー台です!フットペダルの操作で、チェアが昇降&リクライニングを開始して最終的にベットのような形に!また、高級人工皮革&高密度ウレタン仕様のシートが高級感UP◎そのため、シャンプー以外のヘッドスパやマッサージなどマルチに活用していただけます!

 


 

 

大広製作所 「癒しシリーズ」

「癒しシリーズ」は“人にやさしい形状”を追求したシャンプー台です。インナーグラインドシステムで滑らかなリクライニングを実現します!またシートアークスライドシステムは、ネープ位置がしっくりこないお客様にとって快適な位置を自動で設定してくれます!さらに、オプションでシートヒーターも設置できるので、冬場のひんやり感を解消できるのでオススメ◎


 

 

タカラベルモント「FERIO OPEN」


「FERIO OPEN」は、男性でもゆったり座ることができるサイドシャンプー台です。シートにはハンモックスタイルを採用しているため、お客様の凹凸にフィットして体を包み込んでくれます。また、タカラベルモント独自の油圧技術は約50年間も改良を重ねており、上下昇降装置はなめらかでスムーズな動きを発揮してくれます!


 

いかがでしたでしょうか!?私も美容室に行くと必ずシャンプーをお願いするほど、美容室のシャンプーが大好きです!逆に、もう少し丁寧に洗って欲しい!と思った美容室には行く機会が減りました…。ただ、私のように気持ちの良いシャンプーを求める方とスッキリ感を求める方どちらもいらっしゃると思うので、ぜひこの記事を参考に選んでみてください!お店のコンセプトやターゲットによって、適したシャンプー台は異なるので、お客様に何を提供したいのかによって選ぶと良いでしょう!