オイルスタイリングのメリットとデメリットは?

 

最近注目を集めているオイルスタイリングですが、どのようなメリットとデメリットがあるのでしょうか。

メリット

・トレンドの「濡れ感」が再現できる!
・ヘアケアやハンドケアも同時に行うことができるので一石二鳥!
・べたつくことが少ないため、髪に気を遣う必要がない。
・指通りが良い!

デメリット

・量の調節やつける場所が難しいため、練習が必要。
・ボリュームやホールド力が欲しいときには物足りない。
・アイロン前に塗布すると、髪を傷めてしまう可能性がある。

スタイリングオイルを選ぶ3つのポイント

 

ここからは選ぶ際のポイントを見ていきたいと思います。お客様と美容師さんの両方にとってメリットをもたらすポイントを3つピックアップしてみたので、商品選びの参考にされてみてくださいね♪

香りが強すぎないもの

香りの好みは人によって異なります。また、スタイリングオイルは髪に長時間塗布された状態であるため、苦手な香りや強い香りだと常に気にしてしまう可能性があります。そのため、香りが強すぎないものを選ぶと良いでしょう。

べたつきの少ないもの

サロンでスタイリングオイルを使うタイミングは最後のセットのときではありますが、オイルを触った手で色んなものを触る機会は多いと思います。そのため、べたつきの少ないものを選ぶと他の作業の邪魔にもならないでしょう。

肌にやさしいもの

美容室には色んな肌質、髪質のお客様がいらっしゃいます。中には敏感肌の方もいらっしゃることを想定して、できるだけ多くのお客様が使っていただけるような肌にやさしいオイルを選んでみましょう。

【トレンド盛りだくさん!】おすすめのスタイリングオイル5つの紹介

 

お待たせしました!いよいよ本記事の本題である、おすすめのスタイリングオイルを5種類ご紹介していきたいと思います。メリットとデメリットを両方紹介していますので、商品選びの参考にしてみてください♪

圧倒的知名度!「N.ポリッシュオイル」

まず初めにご紹介するのは、一世を風靡し、知らない人はいないほどの高い知名度を誇る、「N.ポリッシュオイル」。ヘアケアの要素も兼ね備えたこの商品はどんな点がポイントなのでしょうか。

 
 
 
 
 
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画像提供:@soichi_0929さまより

 

良い点

・マンダリンオレンジとベルガモットのみずみずしい柑橘系の香りが◎
・髪だけではなく、全身のケアに使えるのでコスパ◎
・シアバターなどの天然由来成分のみで作られているので、色んな肌質の人が使えそう。

悪い点

・量の調節に注意が必要なため、使い慣れていない人には最初は使いにくいかもしれない。
・ドライヤー前のトリートメントとしては物足りず、ドライヤー後の使用は少しべたつく。

毛量が普通〜多めで、ハイトーンカラーのお客様におすすめ!

ベタつかないものの、少し重めのテクスチャーなので、やわらかい髪質のお客様への施術は量に注意する必要があるでしょう。束感や濡れ感は出しやすいので、明るい髪色のお客様には特におすすめしたいです。

基本的な使い方

①10円玉ほどの大きさの量を手に取り、両手を使って十分にオイルを馴染ませます。
②髪の内側→毛先→表面や顔周りという順番でオイルを塗布する。前髪に塗布する場合は、手のひらや指に余ったオイルを使う。

季節を選ばない!軽い仕上がりなら「ロレッタ ベースケアオイル」

 

次にご紹介するのは、かわいいパッケージが特徴的なロレッタから出ている「ベースケアオイル」。「ベース」という言葉が気になるこのオイルはどんな点がおすすめなのでしょうか。

 
 
 
 
 
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画像提供:@yuu_coco87さまより

 

良い点

・さらっとしたテクスチャーで、つけた後の手のベタつきも気になりにくい。
・プッシュタイプで使いやすいのでサロンワークにも◎
・ほんのりとしたローズの香りなので、そこまで強くなくて良い。

悪い点

・単体での使用だと、ホールド力に欠けてしまうため、他のスタイリング剤と合わせて使う必要がある。
・べたつかないのは良かったが、少しきしんでしまったように感じた。
・ヘアオイルとしては高く感じてしまう。

細くてやわらかい髪質のお客様におすすめ!

今回ご紹介したスタイリングオイルの中では1番ベタつきが少なく、テクスチャーが軽いです。そのため、細くてやわらかい髪質のお客様の施術にぴったりです。また、他のワックスと合わせて使うこともできるため、使える幅は広いです◎

基本的な使い方

1回の使用量の目安は1~2プッシュ。髪の長さや量に応じて量を調節しましょう。ワックスと混ぜて使うこともできるので自由自在に仕上げたいテクスチャーにすることができます。

1本6役!「スプリナージュ セラムスパオイル」

次に紹介するのは、多くの美容室専売品を出しているアリミノの「スプリナージュ セラムスパオイル」。美容液としてや、トリートメントと混ぜて集中ケアとして使うこともできるこのヘアオイルはどのような魅力があるのでしょうか。

 
 
 
 
 
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良い点

・肌にも髪にも使うことができるスキンケア発想のヘアオイル!
・濃厚なのにべたつかない。
・スポイトタイプなので、量の調節がしやすく使いやすい。
・柑橘系の爽やかな香りなので使いやすい。

悪い点

・少し値段が高い。(40mL¥4,180(税込)
・容器がビンなので持ち運びやサロンワークには少し向かないかもしれない。
・使用量を間違えるとべたついてしまう。

ヘアケアも重視したいお客様におすすめ!

マカデミアナッツ油とスクワランが主成分のオイルなので、ヘアケアが期待できるオイルです。使用場面としてはヘアケアの方が多かったため、そこまでしっかりスタイリング剤としての機能性を求めていないお客様におすすめです。

基本的な使い方

スタイリング剤として使用する場合には、一般的な使い方と同じく中間~毛先を中心に塗布します。ドライヤー前に使用する場合は、タオルドライ後の髪に2-3滴馴染ませます。

唯一無二のヘアオイル⁈「ダヴィネス オイオイル」

洗練されたパッケージと、「美髪の条件を網羅、唯一無二のヘアオイル」という説明が加えられた「ダヴィネス オイオイル」はどのような特徴がある商品なのでしょうか。

 
 
 
 
 
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画像提供:@cotto_n10さまより

 

良い点

・甘くエレガントで少し強めな香りなので、香水の要素も欲しい方におすすめ。
・プラスチック製容器なので軽くて扱いやすい!

悪い点

・値段が高い。(50ml・2,970円 / 135ml・5,280円)※いずれも税込
・量を調節すればべっとりとなる心配はないが、少し重めのテクスチャーなので髪がやわらかい人には向かないかもしれない。

ロングヘアや乾燥毛のお客様におすすめ!

このスタイリングオイルが合っていたという人は比較的ロングヘアの方や乾燥で悩んでいる方が多いような印象でした。もしショートヘアやダメージが少ない方に使用する場合は量に最大限の注意を払いましょう!

基本的な使い方

乾いた髪にスタイリング剤として使用する時は、表面~毛先を中心に馴染ませ、手のひらや指に残ったオイルで前髪や後れ毛を整える。ヘアケアオイルとしても使えるので◎

ジェルからオイルに変化⁈「ミルボン DOOR シャイニーオイル」

2020年9月にミルボンから出た新ブランド「DOOR」の中の1つの「シャイニーオイル」。馴染ませるとジェルからオイルに質感が変化するようですが、どんな魅力があるスタイリング剤なのでしょうか。

 
 
 
 
 
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画像提供:@beauty_ntk05さまより

 

良い点

・初心者でも使いやすく、濡れすぎない自然な仕上がりが実現できる。
・とても伸びが良い!
・レモンとセダ―ウッドが合わさった爽やかな香りが、老若男女問わず好まれそう。

悪い点

・セット力が弱いので、毛量が多い方や長時間ヘアスタイルをキープしたい時にはおすすめできない。
・あまり主張しない感じではあるが、今までのミルボン製品に比べると少し香りの強さを感じる。

軽い質感で、束感も欲しいお客様におすすめ!

このスタイリングオイルは自然な仕上がりを実現でき、適度な束感も出してくれる点がポイントです。
また、新しいスタイリング剤を試したいと考えていらっしゃる美容師さんはぜひサロンへの導入を検討してみてください!

基本的な使い方

✔ショート:0.5プッシュ
✔ミディアム:1プッシュ
✔ロング:1.5プッシュ
①髪の内側から指を通して、中間~毛先を中心に塗布する。
②髪の表面と顔周りに馴染ませる。
【番外編】アホ毛修正にも◎

 

いかがでしたでしょうか。今回はトレンドの濡れ髪を作れるおすすめのサロン専売品のスタイリングオイルを定番のものから、比較的新商品まで5つを詳しくご紹介していきました。オイルスタイリングが今注目を集めているのは、「ヘアケアとスタイリングが同時にできる」ということと、「ハイトーンとの相性も良く、トレンドのヘアスタイルが作れる」という理由からでしょう。種類が多いため、商品の特徴を把握してサロンに導入してみてくださいね♫