この記事でわかること
・技術特化の投稿で意識したい「わかりやすさ」
・Before/Afterだけで終わらせない投稿のつくり方
・専門的な内容をお客様に伝わる言葉にする工夫
プロフィール|kyocoさん

Instagram:@kyoco_iroasobi_
技術特化のSNS発信は、すごさよりも“お客様に伝わるわかりやすさ”が大切
kyocoさんが発信を始めたきっかけは、いろあそびへの入社時から。得意なカラーをお客様に知ってもらいたいという思いに加え、いずれセミナー講師として活動したいという目標があり、同業の美容師さんにも自分を知ってもらう必要があったといいます。
とはいえ、順調だったわけではありません。美容師向けのカラーレシピを発信したときや、攻めたデザインカラーを立て続けに投稿したときには、届く相手が狭まりすぎて「独りよがりになっていないか」と不安になった時期もあったそうです。
そこで方針を切り替え、お客様の目線に立った"わかりやすさ"を意識するようになりました。

具体的には、こんな見せ方を心がけているといいます。
・Before/Afterの横顔で、複雑な履歴修正の変化を見せる
・バックスタイルで、艶のあるハイトーンの完成度を見せる
・フロントスタイルで、デザインの配置を伝える
・リールで、施術の様子や自分の人柄を伝える
派手さや技術力の高さをそのまま押し出すより、見ているお客様に「これは自分の悩みに関係があるかも」と思ってもらえるかどうか。そこに目を向けることが、技術特化の発信では“鍵”になるとkyocoさんは話します。
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カウンセリング動画は、接客の雰囲気や得意技術を伝えるきっかけになる
kyocoさんが若手美容師さんにおすすめする投稿のひとつが、カウンセリング動画です。
カウンセリング動画は、実際の話し方や提案の仕方、施術中の雰囲気、Before/After、仕上がりまでを短時間で伝えることができます。若手美容師さんの自分らしさも表現すること可能です。
バズるよりも、まずはお客様に認知してもらうことが大切だと話すkyocoさん。
リピーター様がいる場合は、リピーター様の動画を作る。入客が少ない場合やリピーター様が少ない場合は、スタッフの施術をお客様と同じような状況で撮影するのもひとつの方法だそうです。
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Before/Afterだけで終わらせず、お客様の過去・現在・未来を伝える
kyocoさんが仕上がり写真を投稿するときに欠かさないのが、Before/After以外の情報だといいます。
・その方がどんな理由でブリーチやカラーを決意したのか
・数あるサロンの中でなぜ自分を選んでくれたのか?
・そしてこれからどんなカラーを楽しんでいきたいのか?
1人のお客様の歩みを、過去・現在・未来という時間軸で書き添えるようにしているそうです。
写真の情報量に、お客様のストーリーが加わることで、見た人は自分ごととして受け止めやすくなります。「似た履歴でも大丈夫そう」と感じてもらえれば、それが来店前の安心材料になるはずです。
専門用語を使いすぎず、お客様に伝わる言葉へ置き換える
kyocoさんが技術系の投稿で意識しているのは、専門用語を多用しないことです。
例えば、ディバイディングライン・ロングリタッチ・○○トーンのカラー剤・塩基性・中明度など。こうした言葉は美容師同士なら通じても、お客様には届きにくいものばかりです。
「難しい履歴を修正しました」ではなく、「ムラが気になっていた髪を、次のカラーに進みやすい状態に整えました」
こうした言い換え一つで、投稿の伝わり方は大きく変わるといいます。
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投稿を続けるには、報告ルールをつくって無理なく仕組み化する
技術特化のSNS発信で大切なのは、技術レベルの高さを見せて上手いと思わせることではありません。
その技術がお客様にとって、どんな悩みを解決するのか?という意図を伝えることが大切です。
Before/Afterの写真に、施術前の悩みやカラーを選んだ理由、今後の提案を書き添えるだけでも、投稿の受け取られ方は変わります。
次に専門的な施術をした日は、仕上がりだけでなく「なぜこの提案をしたのか」「これからどう楽しめるのか」まで一言添えて投稿してみましょう。
まとめ
vol.1では「好き」や得意を発信すること、vol.2ではお客様の悩みや変化を来店イメージにつなげることを紹介してきました。
今回のkyocoさんの発信から見えてきたのは、技術のこだわりをお客様目線の言葉に置き換える大切さです。
まずは自分の投稿を見返し、専門用語が多くなっていないか、お客様が「自分にも関係がありそう」と感じられる内容になっているかを確認してみましょう。
kyocoさんの回答から見えてきたのは、技術特化の発信ほど「誰に向けて伝えるのか」を意識することがポイントになるということ。自分の技術をアピールするのではなく、お客様の目線に置き換えることで来店前の安心材料に繋がりますね。明日からすぐに実践できることも多く、技術特化を目指す美容師さんにとっても、参考になったのではないでしょうか。 ぜひ、実践につなげてみてください。








