AI技術はここまで来てる!

AIの技術は近年徐々に美容業界でも導入が進んできています。 まずは現時点でどのような取り組みがなされているのか見ていきましょう👀

 

美容室のためのヘアスタイルシュミレーター「AI ヘアスタイル」

画像引用元:パーフェクト株式会社

美容室での導入を想定して作られた法人向けサービス。撮影した写真をもとに、様々なヘアスタイルをバーチャルで試すことができます。高度なAIアルゴリズムにより髪で隠れている部分(顔、耳、首、頭など)も再現可能で、ロングヘアからショート、はたまたスキンヘッドへのシュミレーションも自然に行うことができます。カウンセリング時に使用すればお客様の満足度UPに繋がるかも…!

 

自分専属のビューティーアドバイザー「mira」

画像引用元:KINDLER株式会社

顔写真を撮るとAIが顔タイプを分析。自分に合ったメイクアップや化粧品、ファッションを提案してくれます。さらに、多岐にわたる美容情報を記事で配信。パーソナライズされた情報から自分の魅力を引き出すヒントが得られます!

 

サロンを支えるテクノロジー

その他に、身近なところでもテクノロジーの力が…!

例えば、

・条件で検索できる予約サイト(ホットペッパービューティーなど)

・顧客カルテの電子化

・セミナーのオンライン化

などなど。すでにいろいろありますね!

 

美容師の仕事はどう変わる?

では、今後テクノロジーがさらに発展していくと美容師さんの仕事はどうなるのでしょうか?? AIに代替されるかもしれない分野とされないであろう分野をそれぞれ見ていきましょう👇

 

AIが行うかもしれない分野

・似合うヘアスタイルの提案

・薬剤やロットの選定

・パーソナライズされたサロンや美容師の選定

・店頭での対応や予約の受付など、事務的な作業

AIはディープラーニングによって堆積したデータから学習し続けます。そのため、データの分析から導き出せる「マッチング」に強いのです。お客様ひとりひとりに合ったヘアスタイルや薬剤などを提案してくれるようになるでしょう。

また、先日公開した住吉望さんのインタビューでも語られていたように、サロン選びやスタイリスト選びにおいてもひとりひとりの趣向に合わせたマッチングを行ってくれるようになるかもしれません。

関連記事▷▷【悩める美容師必見】「カットの赤ペン先生」こと住吉望さんに学ぶ苦境の乗り越え方

 

美容師にしかできない分野

・カットやカラーなど、人の手が必要な作業

・悩み相談など、お客様の心に寄り添った接客

・お客様の真意を汲み取るカウンセリング

・独創的なヘアスタイル

AIが発展しようと、もちろん美容師さんにしかできない仕事もあるでしょう。それは、ロボットには難しい繊細な作業や、人の心に対するアプローチ、単なるデータの蓄積からは導き出せない独創的なスタイルなどです。これらはテクノロジーの力を持ってしても人間の力は超えられないのではないでしょうか。事実、ヘアカットを行うロボットは開発されているようですが、まだまだ実用的ではなさそうです🤔

 

EDITOR’S REVIEW

いかがでしたか??
機械による代替可能性は低いと言われている美容師さんの仕事ですが、中には将来変化する業務もありそうですね。
とはいえ、事務作業は機械に任せられれば施術に専念できますし、AIからの提案は新たな発見をくれるかもしれません。仕事の奪い合いではなく、AIの力も借りつつより良く「共生」できるような未来になると良いですね🌱