【結果】ルベル、ロレアル、資生堂、中野製薬の紫系ファッションカラーはどんな仕上がりに?

『edol』や『キャラデコ』など、今回も気になる紫系のファッションカラーを検証していきます!
有益な情報盛りだくさんだった、これまでの記事はこちらから★

【毛束検証vol.1】メーカー別”紫カラー”全50種を毛束検証⁉ファッションカラー編(b-ex、アリミノ、ウエラ)
大好評!

【毛束検証vol.2】ファッションカラー編(シュワルツコフ、デミ、ナプラ、フィヨーレ、ホーユー、ミルボン)

ルベル『edol』V-9

 

カラー後の画像は兄さんにお借りしました

王道なバイオレットだと思います。赤にも青にも寄っていない感じですね。この毛束を見る感じ、思ったより濃くは入ってない感じです。

ロレアル『イノアカラー』『アルーリア』

『イノアカラー』8.21

カラー後の画像は兄さんにお借りしました

専用オキシで今回やっていないので、少々ハンデがありますが・・それでもキレイですね。
海外メーカーのカラー剤はまろやかな色の出方をするイメージがあります。(by兄さん)

『アルーリア』NDアイスバイオレット8

カラー後の画像は兄さんにお借りしました

こちらも柔らかい入り方。ただ8レベルでこの入り具合だと相当薬剤をのせないと色があまり入らなそうですね。色味はバイオレットというか「アイス」が強い、青みが結構強めですね。

資生堂『アルティスト』『プリミエンス』

『アルティスト』アイリスバイオレット9

カラー後の画像は兄さんにお借りしました

キレイですね。アンダーが結構抜けているときに使って、赤みが流れてもきれいな青紫になります。
もともと赤みは強くない状態で作られているのかもしれないですね。流れるほど赤みがたくさん入れられてないから、流れるものが無い感じでしょうか。(by兄さん)

『プリミエンス』バイオレット8、ラベンダーアッシュ8

 

 カラー中画像 左:バイオレット8 右:ラベンダー8

カラー後の画像は兄さんにお借りしました

資生堂さんの昔からある薬剤ですね。どちらも安定感があるように見えます。鮮やかさというよりは、色が抜けているところに補正がかかっているという感じで、安定感のある出方です。

中野製薬『キャラデコ』BPU/ m9, V/v 9, L/ m9

 

カラー中画像 左:BPU/m9  中央:V/v9 右:L/m9

カラー後の画像は兄さんにお借りしました

個性が見えますね!キャラデコさんらしく鮮やかで、単品でみて可愛い発色。BPU/ m9は比較的赤が流れていない感じで、他二つ(V/v 9, L/ m9)は結構ダメージ具合によって赤が流れてしまっています。ブリーチオンカラー用と考えなければ良いかもしれませんが、ダメージ毛に紫として使うと流した後にびっくりしてしまうかもしれません。

ライブ中のお話も有料級・・『ブリーチオンカラーで気を付けるべきポイントは?』

毛束を乾かす高島さん★

Q.サロンワークでブリーチカラーをあまりしないのですが、ブリーチオンカラーの選定で気を付けるべきことやポイントは?
A.設定明度をどうするかが一番難しいと思います。抜け具合に対してどのくらいの明るさが入ってくるのか。これまでに経験がないと基準がないから、自分の中で基準を持てるように色々やって失敗するべきですね。あとは自分が持っている薬剤のスペック、補色などの理解をしっかりしていることも必要です。鉄板レシピを持っちゃえば、早くなることもありますよね。(by高島さん)
(選定方法は高島さんのインスタをぜひチェックしてください!✨)

【ヘアマニキュアは傷まない・・?】
ヘアマニキュア=傷まないということではない!使ったことがある人は感じたことがあるかもしれませんが、染めたその日はつやつやでもシャンプーしたとたんにごわついちゃうことがありますよね。中の成分(ベンジルアルコール)が色を吸着させるだけじゃなく、その成分が剥がれるときにキューティクルを一緒に剥がしちゃうことも・・ヘアマニキュアは成分が外側のキューティクルを傷めていることがあるんです。(by 兄さん)

EDITOR’S REVIEW

いかがでしたか?今回でファッションカラー編は終了し、次回からは紫系のアクセントカラーを検証していきます!b-ex、イロノワ、ウエラ、シュワルツコフ、ナプラ、フィヨーレというメーカーラインナップでお送りしますので、そちらもぜひ楽しみにお待ちください♪
ご協力いただいた3人の美容師さん、メーカーさん、スタジオを貸してくださったアリミノさん!本当にありがとうございました!