シャンプーは髪ではなく頭皮を洗うもの?

引用:pixabay

 

シャンプーの目的が洗髪だと思っている人は多いのではないでしょうか。実は、シャンプーは頭皮の汚れを洗い流すことが目的なのです!頭皮に付着した皮脂や汚れは水だけでは洗い流せないので、シャンプーを使って洗浄します。また、マッサージにより普段動かさない筋肉を動かすことで、血の巡りを活発にする目的もあります。これらを認識していなければ、頭皮のトラブルを引き起こす可能性が高くなり、かゆみやフケ、赤みの原因になるので目的を認識しておきましょう!

【初耳の内容もあるかも⁈】髪の正しい洗い方をご紹介♪

では、どのようにシャンプーをすると良いのでしょうか。正しい洗い方をご紹介します!

髪を濡らす前にブラッシングをしましょう

あまり知られていないかもしれませんが、シャンプーの前にはブラッシングが必要なのです!ブラッシングでは、髪についたホコリやゴミを取ること、髪のほつれを解いておくことが目的になります。実はブラッシングによって、シャンプーの準備を整えることはとても大切になります。では、ここからブラッシングにおすすめのブラシをご紹介します!

髪の毛が細くて絡まりやすいお客様におすすめの「天然毛」のブラシ

まずは「天然毛」のブラシをご紹介します!「天然毛」のブラシは特に髪の毛が絡まりやすい方におすすめです!

MASON PEARSON(メイソンピアソン) / ハンディブリッスル ダーク・ルビー

 

MASON PEARSON(メイソンピアソン) のハンディブリッスルは美容系雑誌などに取り上げられる機会が多く、美容師さんやタレントさんの中で定番となっているヘアブラシです。種類の多いメイソンピアソンの中で、猪毛の硬さやブラシのサイズが標準的で獣毛を初めて使用する方におすすめです!シックな色合いのダーク・ルビーも大人な雰囲気なので◎

La CASTA(ラ・カスタ) / ヘッドスパブラシ

 

La CASTA(ラ・カスタ) のヘッドスパブラシは短い豚毛と、極細の長いナイロン毛をミックスしたブラシです。髪をとかすだけでなく、頭皮マッサージとしても利用できるのでツヤのある髪を育成する頭皮に整えることができます!ラ・カスタのヘッドセラピストがプロデュースしており、毛の素材の特徴を引き出すように長さや配列にもこだわっています!

太くコシがある髪質のお客様におすすめの「樹脂製」のブラシ

次に「樹脂製」のブラシをご紹介します!お客様の雰囲気や髪質に応じて、「天然毛」と使い分けてみても良さそうです!

AVEDA / パドル ブラシ

引用:AVEDA公式

 

AVEDA のパドルブラシは頭皮に刺激を与えながら、パドルのように並んだピンが絡まった髪をほどきやすくしてくれます。そのため、ブロードライしながら髪を落ち着かせて、なめらかなストレート髪に導いてくれます。動物実験を行わない、動物由来の成分を使用しないなど、サスティナビリティに気を遣って作られています!

LOUVREDO(ルーヴルドー) / レヴィ パドルブラシ

 

LOUVREDO(ルーヴルドー) の レヴィ パドルブラシは「育成光線」と、「マイナス電子」を放出している点が大きな特徴のブラシです。それらが髪をとかすたびにキューティクルを整えて、ツヤのある髪に導きます。パドルブラシの特徴であるクッション性やピン先の大きさなどを検証して、気持ち良いと感じる心地よさを追求したブラシになっています。

温度も肝心!ぬるま湯で予洗いをしましょう

予洗いの際、お湯の温度は36℃〜38℃がベストです。温度の高いお湯で洗い流すと、頭皮や髪の乾燥を引き起こし、フケやかゆみなどの頭皮トラブルを引き起こします。ぬるま湯で洗い続けることで皮脂分泌量が正常となり、コシやツヤのある健康的な髪に近づいていきます!

シャンプーを泡立てて、マッサージするように洗いましょう

まず頭皮をまんべんなく洗うためにシャンプーを泡立てることが大切です。その泡を頭皮全体に行き渡るように、指の腹でマッサージするように広げます。泡立てを意識しすぎると爪を立ててしまい、髪を傷つけることになるので、弧を描くように指を動かして泡立たせましょう!また、ロング以外のシャンプーは1プッシュで十分なので、つけすぎによる洗い残しにも注意です!

すすぎの工程がとても大事!

シャンプーが髪に残ると頭皮の老廃物となるので、すすぎは3分〜5分くらいを目安に入念に行いましょう!シャワーを当てるだけでは洗い流せないので、指の腹でヌルつきを確認しながら落としましょう。特に耳の裏側や首、頭頂部などは洗い残しが多い場所なので、意識的に洗い流した方が良さそうです。

タオルドライ後、毛先を中心にトリートメントを塗布しましょう

シャンプーが終わった後はタオルドライをしてトリートメントを塗布しましょう。トリートメントは髪の内部にタンパク質や水分を届けてくれるので、リンスやコンディショナーよりも先に行いましょう。トリートメントも頭皮に残ると良くないので、毛先を中心に塗布していきましょう!

再びしっかりとすすぎましょう

トリートメントを塗布した後もしっかりと洗い流しましょう。指の腹で地肌を優しくすすぎ、その後指で髪を通すように洗い流すと良いでしょう!十分にすすぐことで、コンディショニング成分をまんべんなく行き渡らせることができます!

シャンプーする際に気を付けたい3つのポイント

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では最後に、シャンプをする際の注意点をご紹介します!この中には無意識に行っていることもあるかもしれません!

【意外と盲点?】お湯の温度が重要

男性によく見られる間違いとして、お湯の温度が高すぎるという点があります!最適な温度は38℃前後になります。温度が高すぎると髪や頭皮のダメージに繋がるので、お湯の温度はぬるま湯がベストと覚えておきましょう!

【意識しないとやってしまいがち】髪の毛同士をこすらない

髪を洗う際、ついゴシゴシしてしまう人が多いと思いますが、抜け毛や切れ毛の原因になるのでやめましょう!指の腹でマッサージするような感覚で、髪同士をこすらないように注意しましょう!

【マッサージ効果も!】指の腹を使って洗う

これは大切なポイントなので何度も言いますが、爪を立てずに指の腹で洗うようにしましょう!指の腹で頭皮を押すように洗うことでマッサージのようになり、血行の促進にも繋がります!

 

いかがでしたか!?お客様の中には、気持ちの良いシャンプーを求めて来てくださる方も多いと思います。なので、正しいシャンプーの洗い方を知っておくことはとても大切です。今回はシャンプーの洗い方に加えて、おすすめのブラシもご紹介しましたが、各ブラシの違いまで知っている方は少なかったのではないでしょうか。洗い方をマスターした後は、ブラシなどの道具にもこだわってシャンプーができるようになると他店との差別化になるのでぜひ挑戦してみてください!