リタッチ×残留除去のプロセスを徹底解説!

MAIMAIさん

今日はホーユーさんのプロマスター パワーブリーチとケアプレックスを使って、デザインカラーのリタッチ施術をしていきます!プロセスや履歴を解説しながら進めていくので、見どころたっぷりです。ぜひ最後までお見逃しなくご覧ください!

美容師さんプロフィール

MAIMAI (マイマイ)氏

ALLY TOKYO|@my_maikaburi

2023年7月に ALLY TOKYO に入社し、わずか1年でスタイリストデビュー。独自の色彩理論と配色センスを活かした“色彩豊かなデザインカラー”を強みに、デビュー初月には完全自己集客・マンツーマン施術で技術売上200万円を達成。さらに、コンテストにも積極的に挑戦し「Trend Vision 2024」では優勝を獲得。グローバルな視点を持ちながらクリエイティブワークにも活動の幅を広げ、サロンワークにとどまらない活躍を見せている。

Beforeとプロマスター ケアプレックスを使った前処理解説

〈モデルさんの髪の状態〉

・1.5ヵ月前にブリーチリタッチ (前々回はロングリタッチ)

・中間に前回のデザインカラーの残留あり

・毛先はしっかり抜けている

MAIMAIさん

ブリーチのリタッチをする前に、前処理としてプロマスターケアプレックス No.1水で1:4に希釈したものを使用します。

私は、全体に塗布して馴染ませドライした後、“ディバインディングライン”をメインにブリーチを塗布していきます。 

PROMASTER CARE PLEX(プロマスター ケアプレックス) №1・№2〈化粧品〉

№1 670ml №2 670g 毛髪を保護しブリーチによるダメージを抑制。守りのプレックス。

(引用元:公式HP

 

💡POINT

・前回のリタッチにつなげるように塗布する

・ドライでもウエットでもOKだが、ドライで塗る方が時短になる

注目!ブリーチリタッチ塗布のポイント

MAIMAIさん

今回は、難しい選定にしたくないのでオキシは2倍にしています。

 

〈レシピ〉

リタッチ:プロマスター パワーブリーチ 6%2倍

残留している部分:プロマスター パワーブリーチ 6%4倍

PROMASTER POWER BLEACH(プロマスター パワーブリーチ)〈医薬部外品〉

500g 狙った明度へ短時間で導く。 速さのブリーチ。 PROMASTER POWER BLEACH〈医薬部外品〉使用上の注意

・「使用上の注意」を読んで、正しくお使いください。

・過硫酸塩配合の製品でかぶれたことのある方には絶対に使用しないでください。

・本品は過硫酸塩配合の製品で、アレルギー反応をおこすことがあります。

(引用元:公式HP) 

 

 

四方田

ホーユーさんのプロマスター ケアプレックスには、どのような役割があるんですか?

 

MAIMAIさん

ブリーチ施術の前に、プロマスター ケアプレックス №1を使用すると、髪の内部と外部の両方からブリーチのダメージの負担を軽減してくれます。

仕上がりの質感も整いやすいので、私は施術に取り入れることが多いです。

四方田

ブリーチの反応スピードはどうですか?

 

MAIMAIさん

反応スピードは早く感じますね。特に初速が早いですが、だからと言って抜け過ぎちゃったとかはないので安心して使えますよ。

 

💡MAIMAIさんのブリーチリタッチ塗布まとめ

・塗布の順番:サイド → フロントの順に、根元を約5mmあけて塗布

・ペーパーの使用位置:今回のような短いリタッチでは、バックのアンダー付近に使用  (今回は店内が暖かく、ブリーチ剤がゆるくなっていたためペーパーを使用)

・顔まわりの塗布:毛が薄い部分は上がりやすいので、サイドのハチ下は縦スライスで薄塗りに調整

・仕上げチェック時:黒い部分を残さないよう、顔まわりはベタ塗りで仕上げ

・放置時間:15分

 

MAIMAIさん

15分後のチェックで状態は良いので、ここから毛先の残留部分を取るため、残留が濃いところから順番に塗布していきます。

毛先の残留は、リタッチが終わったタイミングであらかじめ分けておくと、後の作業がスムーズになりますよ。

 

💡シャンプー前の「プロマスター ケアプレックス」の使用ポイント

①まだ明度が上がり切っていない部分は、ペーパーをつけたままキープ

②お湯でブリーチを洗い流す

③シャンプー前に、プロマスター ケアプレックス №2を使用  

 ・3〜4プッシュを3~5分程、毛髪になじませ、金属イオンを除去対策

 ・オンカラー時のムラを防ぎやすい状態に  

 ・アルギニンや酒石酸で毛髪pHを適度な酸性に誘導し、仕上がりをサポート

④№2を軽く流した後にシャンプーへ  

 時間を置かずに使えるのでサロンワークで便利!

 

【プロマスターケアプレックス№2を使うメリット】

不染まり抑制:髪に金属イオンなどが残っていると、膨張や発色のムラにつながることがありますが、それを除去してくれるので不染まりを抑制してくれます。

バッファー効果:毛髪を適度なpHに誘導

軟化抑制:ブリーチ後のダメージした毛髪の内部と表面を補修


このような効果で、ブリーチ後のオンカラーにも効果的なプレックス剤です。

 

さらに詳しいブリーチのコツやケアプレックスの活用は、アーカイブ(3:10〜)で紹介!

抜きっぱなしでも可愛い!スタイリング解説

MAIMAIさん

今日は中世のアニメっぽくしたいので、ストレートアイロンを使って巻き過ぎない感じにしています。

💡仕上げのポイント

・巻きすぎず、やわらかい毛流れを意識

・内巻き/外ハネにこだわらず、毛流れとバランスを見て調整

・どこかにポイントとなる動きを作る

・バームは毛先中心。表面は重く見えやすいため控えめに

・仕上げに軽めのスプレーでドライな質感へ

 

アーカイブでは、巻き方やスタイリングのポイントなどボリューム満点でお伝えしています。 (1:36:11〜

仕上がりはこちら🔥

MAIMAIさん

前回のブリーチ部分ときれいにつながりましたね!根元のつなぎ目の白帯もありません。

今回は“抜けにくそうなところ”からブリーチを塗りました。 順番を間違えると抜けづらいままになることもあるので、カウンセリングでの見極めが大事ですね。

 

〈After〉

ライブの学びとまとめ

MAIMAIさん

ホーユーさんのパワーブリーチは反応がスピーディでいて扱いやすく、膨潤しにくい印象なので、ブリーチ初心者の方でも使いやすいと思いますね。

ブリーチに慣れている方は、いろんなブリーチを試して技術を停滞させないことも大切だなと思います。

プロマスター ケアプレックスを併用すると、髪のダメージを抑えコンディションを整えながら施術できるので、ぜひブリーチデザインの際に取り入れてみてください! 

 

💡ライブで得られたPOINT

1.プロマスター パワーブリーチは塗りやすく、膨潤しにくい印象で、上級者だけでなく初心者も扱いやすい

2.ケアプレックスを併用することで、髪のダメージを抑えコンディションを整えながら金属イオンなどの残留をケアできる

3.残留やベースの状態を見極め、塗布順や量を調整することで仕上がりのブレを防ぎやすい

4.仕上げは似合わせや毛流れを意識しながら、どこかにポイントとなる動きを作る

 

 

ライブ動画では、記事には載せきれなかった視聴者からの質問にもたくさん答えていただいています。

ぜひご覧ください!

 

 

 
 
 
 
 
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EDITOR’S REVIEW

いかがでしたか?ブリーチ初心者にはもちろんブリーチ施術が多い美容師にも明日からのサロンワークで活用できるコツがたくさんでしたね。ブリーチをするときにプレックス剤を使う必要性も感じていただけたと思います。私もホーユーさんのプロマスターパワーブリーチとプロマスターケアプレックスは大好きです!皆さんもぜひ、ホーユーのプロマスターパワーブリーチとプロマスターケアプレックスを使ってみてください。