本日の見どころはブロンド風カラー!

四方田

本日は、ベージュで作るブロンドカラーライブ! JILL by GiseLの鶴岡さんに、ハイトーン×ハイトーンのデザインカラーを施術していただきます!

 

 

鶴岡さん

今日はエドルのベージュのカラー剤を使い、残留のあるベースから“ブロンド風”のカラーに仕上げます。

現在「エドルレンジャー」の黄色レンジャーとして活動していますが、実は3年前からベージュの良さに気付き、愛用しています。 ベージュの他にも、僕のおすすめのカラー剤やレシピを詳しくご紹介いたしますので、ぜひ最後までご覧くださいね。

 

ーーエドルレンジャーとは?

カラーの楽しさやエドルの良さを伝えるため、5名の美容師さんで結成されました! 2025年3月まで活動しています。 エドルレンジャーについてはこちらの記事をチェック☆

 

美容師さんプロフィール

鶴岡 和幸(つるおか かずゆき)氏

JILL by GiseL

Instagram:@kazuyukihair

1998年生まれ。大村美容ファッション専門学校卒業。

ブリーチデザインカラーに特化し、色落ちまで想定して作るカラーが大人気。

SNS月集客80名以上。業界内外から注目を集める福岡Z世代を代表するインフルエンサー美容師。 

 

ブロンドカラーはベージュで作れる!

鶴岡さん

早速、モデルさんの髪の毛の状態を見ていきましょう!

 

<履歴>

・2.5回ブリーチ(17.5Lvくらい)

・暗めのピンクの残留あり

 

 

鶴岡さん

モデルさんはすでに、残留でベージュっぽい状態です。

もちろんブリーチを重ねれば、抜きっぱなしやブロンドが作れると思いますが、今の状態を活かしつつ、いかに“ブロンド風”に見せられるかというところが今日のポイントです!

 

四方田

普段のサロンワークでも、よくある履歴だと思うので、皆さんよく見ておいてくださいね!

 

鶴岡さん

カラーの前に、まずシャンプーをしていきます。

 

エドル BLクレンジング 1000mL

ブリーチ後の毛髪の状態を整え、

オンカラーの均染性を高めるバッファーシャンプー。

引用元 Lebel ALL YOUR OWN

 

オンカラーはシャンプー台でトナー

鶴岡さん

本日のトナーのレシピは、エドルBe-9をメインに使ったレシピです。こちらにイエロー系のヘアカラーを配合しトナーでブロンドカラーを作っていきます。

 

詳しいレシピは動画内で公開していますので、ぜひご覧ください。 

エドルn〈医薬部外品〉80g

「赤み」を消し、髪の芯から発色。 透明感のある色味が続くヘアカラー。

引用元 Lebel ALL YOUR OWN

 

鶴岡さん

それではトナーをしていきます。トナーはコーミングストレスがかからないので、ダメージが抑えられるところがいいですね。

 

四方田

塗り方のコツをおしえてください。

 

鶴岡さん

ネープや後頭部は塗り残しが多くなってしまうので、先にしっかり塗布することがポイントですよ。 最近はトナー施術が流行っていて、僕も最近トナーばかりしています。

 

トナーの詳しい塗布方法はアーカイブをチェック!

 

 

四方田

ブロンドレシピを作るときのポイントを知りたいです。

 

鶴岡さん

ポイントはズバリ、黄色を入れること! 黄色を入れることでオレンジ味が少し削れて、柔らかいブロンドが作れます。

 

 

鶴岡さん

今、放置時間が5分経ちましたが、こんな感じです。 

 

 

鶴岡さん

もう良さそうなので、流します。

トナーの最大のメリットはこの速さにあります!オンカラーがものすごく時短できるので、その分ブリーチ施術に時間をかけることができますよね。

 

また、今回のカラーでは1剤を25gしか使っていません。材料費を抑えられるところも、トナーのメリットと言えるでしょう!

 

 

鶴岡さん

写真では伝わりにくいですが、先ほどまでのベースの差が埋まり、柔らかい色味になりました。

次にセット面で、デザインカラーを施術していきますね。

 

デザインカラーのコツはハケの使い方

 

鶴岡さん

デザインカラーで使用する薬剤はこちらです。

 

〈デザインカラーの薬剤選定〉

edol yoyo ピンク

edol yoyo クリア 7倍

 

 

 

エドル ヨヨ〈化粧品/染毛料〉120g

あざやかなハイトーンも思いのまま。

多様な色表現をかなえる塩基性カラー。

全12色 プライマリーライン/ 7色

イマジンライン/ 5色

引用元 Lebel ALL YOUR OWN

 

鶴岡さん

毛先にグラデーションのデザインを入れていきます。 バックに3枚、サイドに2枚で、全部で10枚のホイルを使用します。

コームで毛流れを整え、自然に落ちる位置でカラー剤を塗布していきます。

 

四方田

自然なグラデーションにするためのポイントを教えてください。

 

鶴岡さん

塗布量がポイントです!毛先は多く、境目は少なくして、塗布量のグラデーションをつけると綺麗に繋がります。

 

 

鶴岡さん

他にも、ハケで下から上にサッサッと筋を入れることで、馴染みが良くなります。

 

 

鶴岡さん

筋を作るときは、いい意味で適当な感じが良いです。

 

皆さん、頑張ってグラデーションを作ろうとしていますが、頭で色々考えながらやるとうまくいかないケースが多い気がします。感性で塗布した方が、自然なグラデーションになりますね。

 

塗布のポイントはアーカイブから!

バックの髪が前に来た時に自然になるような塗布や、サイドのコーミングの角度は必見ですよ!

 

 

鶴岡さん

塗布後、5分放置したら流しますね。 流す際、毛先のカラーを根元に付けないように早く流すことがポイントです。 

 

鮮やかラベンダーは単品で作れる

 

鶴岡さん

僕は、エドルのVもお気に入りです。今日はVの良さもお伝えできればと思い、毛束を用意しました!

 

紫には青寄りのものとピンク寄りのものがあるかと思いますが、エドルのVを一言で表現すると“純粋な紫”です。

お客様からのご要望も様々ですが、お悩みの美容師さんも多い色味かと思います。ぜひ明日からのサロンワークでご活用いただきたいです!

 

<毛束のレベル>左から

・13Lv

・16〜17Lv

・白毛

 

①ラベンダー(V-7単品)

 

 

②ピンクラベンダー(V-7:P-7=1:1)

 

 

③ブルーラベンダー(V-7:A-7=1:1)

 

 

紫色にしたいときのよくある失敗

鶴岡さん

紫にしようとした時に、青に寄ってしまうことがあります。毛束でいうと真ん中の色ですね。 

 

 

鶴岡さん

毛先はダメージレベルなどの関係で赤みが流れてしまい、青に寄ってしまう場合が多いです。

こういった場合にはピンクをプラスすると、純粋な紫になります。

毛束ではなく、実際のお客様にはこの考え方が大切です。

 

 

鶴岡さん

ここまで紫の色の違いが感じられるカラー剤は、なかなかないと思います。エドルのVは本当に優秀です! 

 

本日のお仕上がり

鶴岡さん

モデルさんの仕上がりです。 

 

 

鶴岡さん

今日のデザインカラーは、2週間くらいでだんだん薄くなってきます。完全に落ちるのは3週間くらいですね。

色落ちの過程で薄いピンクになるので、それもまた楽しめるカラーだと思います。

 

四方田

退色まで可愛いと嬉しいですね!

 

鶴岡さん

残留の心配も少ない配合なので、お客様にもいろいろなデザインカラーを提案しやすいです。ぜひ参考にしてみてくださいね。

 

 

鶴岡さん

本当にグラデーションって難しいんですけど、ちょっと塗り方変えるだけでやりやすくなります。後は、ブロンドのベージュを作るならイエローを使うことってすごい大事だと思うので、イエローの使い方をマスターしていただけたら嬉しいです。 

 

Beauty Terminalのアプリには、鶴岡さんをはじめ、エドルレンジャーのレシピが多数掲載されています!

ぜひ、アプリをダウンロードしてエドルの活用方法をご覧ください☆

 

まとめ

四方田

本日は残留を活かしたブロンドベージュとデザインカラーの施術を披露していただきました!最後に鶴岡さんから一言お願いします。

 

鶴岡さん

僕は髪の負担を考え、ブリーチは無理せず計画的にやることを心がけています。 今日は、ブリーチをしないで残留を活かす方法をお伝えいたしました!

イエローを使うことがポイントですので、ぜひ試してみてくださいね。

 

 

四方田

次は緑レンジャーの小林さんですね!MTを使用したシャドウルーツを披露して頂く予定ですので、ぜひお楽しみに! 

 

アーカイブはこちら

ライブ中では

・バズるリールの撮影方法

・薬剤選定の考え方

・デザインをみせる仕上げ方

など、さまざまな質問に答えて頂き、疑問を解決できます!

 

ぜひアーカイブをチェックしてください。アーカイブはこちら! 

 

エドルレンジャーは2025年3月までの大型企画!

結成の裏側や今後の活動についてはこちらをチェックしてください😊

EDITOR’S REVIEW

お客様からオーダーの多いブロンドベージュ。再現するのが難しい色ですが、エドルカラーの黄色を使うことで解決できそうですね!デザインカラーの薬剤選定もとても難しいですが、シンプルな考えで色味を考えれるのも、発色のよいエドルカラーだからできることです。鶴岡さんの考え方をマネして、お客様にデザインを提案してみてはいかがでしょうか?今後のエドルレンジャーの企画から、さらにカラーが楽しくなる情報をお伝えしますので、お楽しみに!