【保存版】美容室開業・継続に使える補助金・助成金を紹介

美容室の開業に助成金・補助金がオススメの理由は？

美容室を開業するためには多額の資金が必要になります。具体的には1000~2000万円ほどかかると言われています。これだけの金額を一度に準備するのはなかなか厳しい人も多いかと思います。そこで美容師の皆様を支えてくれるのが国からの「助成金・補助金」です。助成や補助と言っても、返済の必要性や美容室の規模の大小を不安に思っていらっしゃる美容師さんもいるのではないでしょうか。しかし！そんなことはありません！規模が小さめな個人経営の美容室でも補助を受けることは可能なのです。

美容室にオススメの補助金３選

では具体的にどのような補助金があるのでしょうか。ここからは3種類見ていきたいと思います。

①開業にかかる費用を補える「IT導入補助金」

IT導入補助金とは、ITツールを導入する経費の一部を国が最大半額程度補助してくれるものです。申請したい場合はまず専用のサイトから必要事項を入力します。その後審査が行われ、補助を受けられるかどうかが決まりますが、何のために何がどれくらい必要なのかということを明示しておくと良いでしょう。

②顧客開拓にオススメ「小規模事業者持続化補助金」

小規模事業者持続化補助金とは、規模の小さな会社の事業を維持・継続させるために最大50万円の補助金を交付する制度です。他の補助金と同じく審査がありますが、審査に通れば宣伝活動や美容室の業務効率化などにかかる費用の一部を国が負担してくれます。事業が少し落ち着き、新たに資金が必要になってきた時におすすめです。

③新しい経営施策に使える「ものづくり補助金」

審査に通る確率は他の2つに比べて低いものの、採用された場合は必要経費の約2/3程度が支払われるのがこの補助金。例えば新商品の開発や宣伝の費用などが対象となります。しかし申請の段階で既に創業している事業主の方や、賃金の引き上げ計画を従業員に表明する必要があるなどいくつかの条件があるので、注意しておきましょう。

美容室にオススメの助成金３選

補助金同様、基本的に返済不要なのが助成金です。ではここからはおすすめの助成金を３つご紹介していきます。

①雇用促進に使える「トライアル雇用助成金」

トライアル雇用助成金は、職業経験不足などで就職が困難な求職者を３カ月程度試用雇用し、その後に、常用雇用で雇い、一定の要件を満たした場合に、受けることができます。そのため、人手が不足している美容室だけでなく、美容師さんを救うこともできるという点で双方にメリットがあるのです。

②人材確保にオススメ「人材確保等支援助成金」

人材確保等支援助成金は、人材不足の解消を目的をしており、人事や賃金制度を整備し、従業員の離職率を低下させたことが国に認められることで受けられるものです。制度環境を整えることで助成金がもらえるだけでなく、より効率的に美容室の運営を行うことができるので長期的なメリットが期待できます。

③アルバイトからの正社員化に「均等待遇・ 正社員化推進奨励金」

均等待遇・ 正社員化推進奨励金は、パートやアルバイトの従業員を正社員に昇格させたり、非正規雇用者の待遇の改善を行った場合に受けることができます。こうすることで従業員の働くモチベーションがアップし、労働環境が改善されるというメリットも生まれるのです。