ボンディングテクノロジー搭載!進化したファイバープレックスとは?
美容師さんなら一度は聞いたことがあるであろう、ケアブリーチの王「ファイバープレックス」。こちらは2022年の1月13日にリニューアルされました🎉 まずはどんな点がこれまでと変わったのか見ていきましょう!
枝毛や切毛を「98.6%(※シュワルツコフ調べ)」防止!
リニューアルされたファイバープレックスは、何と枝毛や切毛を98.6%も防止してくれるほどに進化しました!改良に改良を重ね、限りなく100%に近づけたいというシュワルツコフさんの想いが数字に表れています!
※研究所にて、ブリーチ剤+ファイバープレックス No.1 ボンド ブースター、No.2 ボンド フィクサーとブリーチ剤で比較した際の研究データ(最大値)
未ダメージ部分にも働く、3種類のジカルボン酸配合!
ファイバープレックスには、「コハク酸」「ムチン酸」「酒石酸」という3種類のジカルボン酸が配合されている点も特徴的です。 他ブランドからもケアブリーチは発売されていますが、一般的にジカルボン酸は1種類しか配合されていないそうです。3種類は驚きですよね👀
ダメージ部分はもちろん、未ダメージ部分にも働くように3種類も配合されているそうです!
回数を重ねるたびに違いが分かる!
実際にファイバープレックスを使って施術してもらった経験があるBT編集部長に話を聞いたところ、髪が切れないだけでなく芯が残った状態できれいに退色していくそう。
さらに2,3回目になるとその違いがより分かりやすくなるそうです! 継続的に使うことでファイバープレックスの良さが更に発揮されることをお客様にも伝えてみるといいですね♪
ファイバープレックスを使った「脱白髪染め」のメリット✨
ここからはファイバープレックスを使った、脱白髪染めのメリットを「美容師さん編」と「お客様編」に分けてご紹介していきます♪
美容師さん編
ここからは美容師さんにとってのメリットを4つに分けて見ていきたいと思います!
カラーの単価がアップ☝
まずは「カラーの単価がアップする」ということです。グレイ世代のお客様はリタッチを選択されることが多いと思いますが、脱白髪染めはハイライトを入れた後でオンカラーするので料金が上がります。そのためお店の売り上げも上がります。
お客様への「未来提案」ができる☝
脱白髪染めを行う際に最も大切になるのが「お客様へのカウンセリング」です。とはいえリタッチはいわばその場しのぎのようになってしまうため、なかなか今後の提案をしにくいのではないでしょうか。脱白髪染めは退色後はもちろん、2回目以降の来店を見すえた「未来提案」をすることができるんです!
スタッフのモチベーションもアップ☝
お客様一人ひとりのことをしっかりと考えてカラー剤を考えたり、ハイライトを入れる位置を考えたりする脱白髪染めは美容師さんのやりがいに繋がること間違いなし!
お客様に喜んでもらえることも増えるので、モチベーションもアップします✨
何よりお客様に喜んでもらえる!
そして美容師にとって最も嬉しいのがこの「お客様に喜んでもらえる」というところではないでしょうか。リタッチのみだと変わり映えがしないため、退屈されているお客様も多いはず。脱白髪染めは「色で遊ぶ楽しみ」を感じることができるので、これまでよりお客様に喜んでいただけることが増えます🌸
お客様編
続いてはお客様にとって嬉しいポイントを3点ご紹介します◎脱白髪染めの提案の前にぜひこの3つをお話しされてみてください♪
髪が切れにくくなる!
前半でも紹介したように、進化したファイバープレックスには「ボンディングテクノロジー」が搭載されています。そのため、ダメージが気になるグレイへアでも髪が切れにくくなるというメリットがあります。
立体感が出るので若々しく見える!
脱白髪染めは白髪を生かすために、ハイライトを入れます。そのため従来の白髪染めよりも立体感が出るので若々しく見えるというメリットもあります!
しかし入れる位置や幅を考えないと、髪だけが浮いてしまうというデメリットもあるので注意が必要です!
ファッションカラーっぽいので気分も上がる☝
白髪染めだと選べる色が限られている上に、ダークトーンで重々しい印象に仕上がってしまうことも。脱白髪染めだとハイライトを仕込んでオンカラーするので、まるでファッションカラー✨お客様も気分も上がること間違いなし♪
「白髪ぼかしハイライト」でメディア出演している、candiの「市山博基さん」にインタビュー!
市山博基(いちやまひろき) 1989年5月 2日生。福岡県出身。大村美容専門学校卒業後、2011年candi入社。現在店長を務める。
インスタグラム:@ichiyama_candi
今回は福岡の大名にサロンを構える美容室「candi」の店長「市山博基さん」に、脱白髪染めとも呼ばれている「白髪ぼかしハイライト」のメリット・デメリット、気をつけているポイントなどをたっぷり聞いてきました👂
ここからはそのリアルな声を聞いてみましょう✨
どうやって白髪ぼかしハイライトの技術を磨かれたんですか?
自分は詳しい薬剤の知識がなくて…そして美容師で30代から売り上げを上げるってなかなか難しいんですよ(笑)白髪染めに関してはリタッチや決まったダークトーンのカラーで染めることが多く、お客様はもちろん自分自身もやりがいを見出せませんでした…そんな時東京に居る友人の美容師が脱白髪染めでバズっているのを見て、自分も挑戦しようと思いました。
最初は分からないことだらけでしたが、試行錯誤を繰り返して段々お客様に満足していただけるような技術を身に付けることができるようになりました。
白髪ぼかしハイライトをするときに気をつけていることを教えてください!
一番大切なことは「お客様を飽きさせないこと」ですね。そのために前回と同じ調合にしないよう気をつけたり、前回からどうだったかしっかりとお客様の声を聞くようにしています。
白髪ぼかしハイライトはもちろん技術も必要ですが、半分以上は接客で決まると思っています。お客様はグレイ世代で自分より年上の方がほとんどなので、「自分の母」のように接していますね!
僕の師匠の話なんですけど、本当に人との関わり合いを大切にして接客していたんですよ。だから僕もそうなりたいと思って。丁寧で親しみやすさを持った接客を心掛けています。
ファイバープレックスを使っている理由と、オンカラーでおすすめの剤を教えてください!
引用元:シュワルツコフ提供資料
グレイ世代のお客様はダメージ毛の方が多いので「ケアブリーチ」が向いているからです。ファイバープレックスを使ってから髪が傷んだことはありません!
おすすめのカラー剤は、「シュワルツコフ テラ」ですね…ツヤ感とやわらかさが気に入っています。オンカラーする剤に関してはお客様の要望や髪の状態、毛周期によっても変えるようにしています。
脱白髪染めを導入するメリットとデメリットを教えてください。
メリットはやはりお客様が喜んでくれることですね。なのでリピート率も高いです!あとはお客様一人ひとりをしっかりと見ながら提案させて頂くので、自分のやりがいも大きいです。
脱白髪染め専用サロンのような形でやると売り上げは上がるかもしれませんが、20代のスタッフはダブルカラーや韓国風ヘアをやってみたい子が多いのでその子達の希望を潰してしまうというデメリットもあります。あとは全員が同じ程度のレベルじゃないとお客様満足度が下がってしまうという可能性もありますね…なので自分は、担当してもらうアシスタントを選ぶときもヒアリングをしていますし、お客様に満足して頂けるように「接客が上手い女の子」を選んでいます。初担当が女の子の方がお客様も安心できると思うので…!
最後に…脱白髪染めはどんな美容師さんにおすすめしたいですか?
脱白髪染めをやるには、実は地方の方がいいんですよ。なぜかと言うと、地方の方がグレイ世代が多い上に脱白髪染をやっているサロンが少ないからなんです。
とはいえ金額面で断念されるともったいないので、適切な料金設定とお客様の不安を和らげる今後の提案が重要だと思います。
例えば、「ハイライトは3回に1回くらいしかしないので、あと2回は通常カラーする時の料金と同じくらいなります。」とか…このような提案をすることで、30代以上の美容師さんは自分なりの集客ができるようになると思います!
【比較画像あり!】脱白髪染めのヘアカタログ📷
この投稿をInstagramで見る
この投稿をInstagramで見るこちらのカラーレシピは、ハイライトはファイバープレックスパウダーブリーチ×3%(2倍)で、オンカラーは以下の画像の通りです。
いかがでしたでしょうか。今回はファイバープレックスの特徴から実際にそれを使ったトレンドの「脱白髪染め」についてもご紹介していきました! 「気になっているけどまだサロンに導入していない」という美容師さんの参考になれていたら嬉しいです✨ 美容師さんにとってもお客様にとってもメリットがたくさんある脱白髪染めを導入して、さらにお客様満足度を上げていきましょう(^▽^)/
BTでは市山さんがおすすめしていた「テラ」の記事をアップしているので、気になった方はぜひ下のURLから飛んでみてください♪