この記事でわかること

・「Shine Protect Hair Iron JEWEL」が生まれた意外な開発背景
・ 高温スチームとプレートに込められた考え方
・ プロの美容師が実演したサロンワークでの使い方
・ サロンワークやお客様への提案で注目したいポイント

STELLA BEAUTEの新製品発表イベントに潜入!

会場に足を踏み入れると、テーブルには今回の主役となる新製品がずらり。今回のイベントは、美容師によるデモンストレーションやTouch & Tryなども用意され、実際に見て、触れて、体験できるイベントとなっていました。

新製品「Shine Protect Hair Iron JEWEL(シャインプロテクトヘアアイロン ジュエル)」は、STELLA BEAUTEが展開するヘアケアライン「JEWEL」の第2弾で、ブランド初となるヘアアイロンです。

見た目はスタイリッシュなストレートアイロン。でも、プレートを閉じると聞こえてくる「シュッ」という音が、一般的なヘアアイロンとは少し違います。

 

その正体は、『スチーム』。

なぜ、ヘアアイロンにスチームを搭載したのでしょうか?答えは、中島氏によるプレゼンテーションのなかにありました。

なぜ“スチームアイロン”?答えは意外にもクリーニング店にあった

「髪にとって良いアイロンとは?」から始まった約3年の開発

ステージに登場したSTELLA BEAUTE代表・中島氏。プレゼンテーションのなかで、会場にこんな質問を投げかけました。

「世の中で、一番長くアイロンを使っている職業って何だと思いますか?」

美容師……ではなく、答えはクリーニング店です。今回のアイロン開発にかけた時間は約3年。STELLA BEAUTEがヒントを求めた先のひとつが、長い歴史のなかで繊細な衣類にアイロンをかけ続けてきたクリーニングの現場でした。

プロが大切にしていた「高温スチーム×上質なプレート」

クリーニング店で使われる業務用アイロンには、電源とは別にもう一本、ボイラーから高温のスチームを送り続けるための配管がつながっているものがあります。中島氏がヒアリングするなかで見えてきたのが、「高温スチーム」と「上質なプレート」という2つの要素でした。

洋服のアイロンを思い浮かべると、少しイメージしやすいかもしれません。高温のアイロンだけで何度もプレスするより、スチームを組み合わせることで短い時間・少ない回数でシワを整えやすくなる。さらにクリーニングの現場では、シルクや着物といった繊細な素材を扱う際にも、繊維への負担に配慮しながら仕上げるために高温スチームが欠かせないという話があったそうです。

美容師にとっては毎日のように手にするヘアアイロン。そのルーツをたどった先が“クリーニング店”だったというのは、今回の発表会でも印象的なエピソードでした。

 

“うるおわせ、輝かせる”ために。JEWELを支える2つの技術

クリーニング店から得た「高温スチーム×上質なプレート」という考え方。それをヘアアイロンへ落とし込むために搭載されたのが、「モイストプロテクトスチーム」と「トリニティヴェールプレート」です。

POINT1|微細な高温スチームを届ける「モイストプロテクトスチーム」

プレートを閉じると「シュッ」と音を立てながら、微細な高温スチームが供給されます。中島氏は、水分・温度の状態をコントロールすることへのこだわりを説明。スチームによる「湿度環境の最適化」「水分保持・補給」を製品設計のポイントとして紹介しています。

POINT2|髪に触れる部分にもこだわった「トリニティヴェールプレート」

プレートについては、

・摩擦への配慮
・圧力の分散
・温度の均一化

という視点から設計されていることが紹介されました。

スチームというわかりやすい特徴だけではなく、実際に髪へ触れるプレートにも細かな工夫が詰め込まれているのが今回のアイロン。会場では第三者機関による光沢や水分量、仕上がりなどの検証データも紹介されました。

 

いよいよ美容師が実演!プロはこのアイロンをどう使う?

製品の仕組みを聞いたところで、やっぱり美容師として気になるのは、「実際に髪に通したらどうなる?」ということ。ここからは、根本慎太郎氏と積大輔氏によるデモンストレーションへ。同じヘアアイロンを使いながら、根本氏はナチュラルなストレート、関氏は顔まわりに動きをつけたスタイリングを披露しました。

根本慎太郎氏|シンプルなストレートで仕上がりをチェック

最初に登場したのは根本氏。アイロンをまっすぐ通していくと、プレートを閉じるたびに「シュッ」と小さな音が聞こえてきます。

実はこの音、根本氏がサロンワークで使用した際にも、お客様から「何、このアイロン?」と興味を持ってもらうきっかけになったのだそう。機能をこちらから説明する前に、お客様のほうから「何だろう?」と興味を持ってもらえる。これは店販やホームケア提案を考える美容師にとって、ちょっと嬉しいポイントです。

根本氏が魅力として挙げたのは、仕上がりのツヤやまとまりに加え、短いアイロンワークでも仕上げやすいこと。

さらに、熱を直接入れたい場面では、まずスチームをOFFにして使用し、最後の仕上げでスチームへ切り替えるという自身の使い方も紹介。「スチームアイロン=いつでもスチームON」ではなく、施術や仕上げに合わせて使い分ける。プロならではのリアルな活用法にも、会場の美容師たちは興味深そうに耳を傾けていました。

積大輔氏|“動きのあるデザイン”へ

続いて登場した積大輔氏。顔まわりのレイヤーを生かしながら、アイロンで動きをつけていきます。

そして施術が始まって間もなく、会場に笑いが。「これ、音聞こえません? シュシュポッポって言うんですよ(笑)」高温スチームの音を“シュシュポッポ”と表現する積氏。技術デモでありながら、会場の空気がふっと和らぐ瞬間でした。

 

事前にサロンワークでも製品を試していた積氏は、お客様自身にもアイロンを使ってもらったといいます。美容師がきれいに仕上げられるだけではなく、お客様自身が使ったときにも違いを感じてもらいやすいことが、商品提案につながるのではないかと話しました。

また、スタイリングオイルの重さやベタつきを好まないお客様もいるなかで、アイロンで仕上げた質感そのものを提案できる点にも注目。プロのデモを見ていると、「この製品で何ができるか」だけでなく、“自分のお客様なら、どんなふうに使うだろう?”と自然に想像が広がっていきます。

デモを見たら、やっぱり自分でも試したい。Touch & Tryへ!

参加者が待ちかねていたTouch & Tryの時間。各テーブルでは、美容師たちがウィッグや自身の髪にアイロンを通しながら、プレートの滑りやスチームの音、仕上がりを思い思いに確かめていました。

ここからは、会場のあちこちから率直なリアクションが。

「本当に1回でしっかり形がつくし、きれい」
「しっとりするけど、ツヤツヤ・サラサラになる感じ」

実際に自分の手で使ってみたからこその言葉が次々と聞こえてきます。

説明を聞いたときには「新しいスチームアイロン」だったものが、触ってみることで、少しずつ“自分のサロンワークに置き換えられる道具”へと変わっていく。そんな様子が印象的なTouch & Tryでした。

美容師なら気になる、使い勝手もチェック

新しい技術だけでなく、毎日使うものだからこそ操作性も気になるところ。

「Shine Protect Hair Iron JEWEL」は、資料上では以下のような機能が紹介されています。

40〜200℃の8段階温度設定
スチーム2段階
スチームON/OFFの切り替え
プレート幅26mm
給水タンク13ml
メモリ機能
自動ロック機能
約60分後の自動電源OFF
360度回転コード
開閉ロック

本体には丸みを持たせ、ストレートだけではなくカールやウェーブなどにも使いやすい形状に。給水タンクも取り外し式で、マグネットで簡単に着脱できる仕様です。※温度設定は幅広く用意されていますが、サロンワークで使用する際は、毛髪状態や施術履歴、目的などを確認したうえで適切に判断することが大切です。

「まずはプロに使ってほしい」10月1日からサロン先行販売へ

「Shine Protect Hair Iron JEWEL」は、2026年10月1日から美容サロンで先行販売予定。

美容師自身が使い、その場でお客様の髪に触れながら仕上がりを伝えられる。そして、お客様にも実際に体験してもらったうえでホームケアへつなげられる。会場で聞かれた「何、このアイロン!」という一言は、そんなサロンならではのコミュニケーションの始まりなのかもしれません。

新しいものをただ“売る”のではなく、一緒に触れて、仕上がりを見て、その人に必要かどうかを考える。美容師だからこそできる製品との届け方も感じられる発表会となりました。

Shine Protect Hair Iron JEWEL 商品情報

Shine Protect Hair Iron JEWEL
(シャインプロテクトヘアアイロン ジュエル)

ブランド:STELLA BEAUTE
サロン先行発売:2026年10月1日
一般販売価格:38,000円(税込)
温度設定:40〜200℃/8段階
カラー:ホワイトダイヤモンド、ローズクォーツ、カイヤナイト

※カイヤナイトは11月初旬発売予定

よくある質問

Q. Shine Protect Hair Iron JEWELはどんなヘアアイロン?
A. STELLA BEAUTEのヘアケアライン「JEWEL」シリーズの第2弾として登場した、ブランド初のヘアアイロンです。高温スチームを使用する「モイストプロテクトスチーム」と、独自の「トリニティヴェールプレート」が特徴です。

Q. なぜスチームを取り入れたの?
A. 開発のヒントになったのが、クリーニング店で使われている業務用のスチームアイロンです。高温スチームと上質なプレートを組み合わせ、繊維への負担に配慮しながら短時間で仕上げるという考え方を、ヘアアイロンへ応用しています。

Q. スチームを使わずに使用することもできる?
A. はい。スチームはON/OFFを切り替えられます。イベントでは根本氏が、スチームOFFで熱を入れた後、仕上げにスチームを使う方法も紹介しました。

Q. どの温度で使えばいい?
A. 40〜200℃の8段階で設定できます。ただし、適した温度は毛髪状態や履歴、スタイリングの目的によって異なります。サロンワークでは髪の状態を確認したうえで判断してください。

まとめ

クリーニング店のスチームアイロンから得たヒントを、約3年かけてヘアアイロンへ。今回の発表会では、その開発背景だけでなく、プロによる実演やTouch & Tryを通して、参加した美容師それぞれが「自分ならどう使う?」と想像を広げていました。

新しい道具との出会いは、サロンワークの選択肢だけでなく、お客様との新しい会話を生み出すきっかけにもなります。まずは美容師自身が触れ、その使い心地を確かめてみたくなる一台です。

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企業情報

STELLA BEAUTE

運営会社:株式会社Kirala
ブランドサイト:https://www.stellabeaute.jp/
Instagram:@stellabeaute.andlife

 

EDITOR’S REVIEW

スチームの「シュシュポッポ」という表現が面白く、記憶に残りやすい今回の「JEWEL」。開発の背景を知ったうえで実際の製品や仕上がりを見ると、「自分ならどう使う?」という視点も自然と生まれます。新しい美容機器との出会いを、知識だけでなく体験として持ち帰れる時間になっていた今回のイベント。製品そのものの魅力はもちろん、美容師一人ひとりがサロンワークでの使い方を思い描ける、そんなきっかけのある新製品発表会でした。